野菜をさまざまな形に切る「飾り切り」。お正月のおせちなどで食卓に華を添えてくれますが、料理初心者にはなかなかハードルが高い…。
料理コラムニスト・山本ゆりさんが、そんな悩みを解決する「ちょっとしたコツ」を紹介し、話題になっていました。
■レンジでチン&型抜きがポイント
編集部が注目したのは、山本さんが、2020年に自身のブログで紹介した「おせちのれんこんとの飾り切りを簡単に作る方法」&「ねじり梅の方法」。
まずれんこんですが、通常、生で切ると崩れやすいところを「レンジでチンしてからやる」のがポイントとのこと。X(旧・ツイッター)では「生だと割れて難しいけどスーって包丁が入って簡単です! しかも失敗して穴までいってもポロッと外れないからそのまま使えます!」と解説していました。
またにんじんですが、花形の型抜きを使用することで簡単に。山本さんいわく「わたしは包丁で切るのができないので100均の型抜きで抜いてます」とのこと。
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■「花れんこん」の方法
「花れんこん」の具体的な方法はこちら。
れんこん1節(約150g)の皮をむき(ピーラーでむく)、酢水に5分~10分程度つけます。
水気を軽く取ってラップに包み、600Wの電子レンジで2分30秒加熱し、冷まします。加熱時間は様子を見ながらのほうが失敗がないかも! 記事では少し短めに加熱しました。
ヌルヌルする部分はペーパータオルで水気を取り、使いたい厚さに切って(少し厚めに切ったほうが切ったときに崩れにくいかも)、穴と穴のあいだにV字の切り込みを入れます。あとは穴に沿って花形に削り取れば完成!
山本さんいわく「節の状態で一気に花形にしてからスライスする方法もあるんですけど、れんこんの穴が1節全部綺麗に同じ位置にない場合も結構あるんで、わたしは1個1個切ってからやってます」とのこと。
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■「ねじり梅」の方法
次に「ねじり梅」の方法はこちら。こちらは生で行ないます。
まず使いたい厚さに切ってから型抜きで抜きます。
花びらのあいだから中心まで5本切り込みを入れます。
花びらの頂点から切り込みまで削り取ります(黒線で囲んでいるところを削るイメージ)、深さは「にんじんの高さの上1/3~半分くらい」。
山本さんいわく「左手で持ってやらず、まな板に置いて手で押さえながら削るとめっちゃやりやすいです!」。
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■まずまずの出来?!
そうして切ったものがこちら。少し雑な部分も見受けられますが、まずまずの出来!
れんこんはレンジの加熱時間に注意と、少し厚めに切ったほうが良いかなと思いました! 加熱時間の調整により、正直崩れてしまったのもありますが、見た目を整えるだけでも華やかさがグンとアップしますね。
不器用なかた、料理初心者のかたはぜひ一度、トライしてみてくださいね!
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この記事は2023年12月30日に公開された記事を編集して再掲載しています。
(文/Sirabee 編集部・Sirabee編集部おすすめ)