師走の忙しさも過ぎ去り、ゆっくりできる年末年始こそ趣味に没頭できるチャンスです。さわやかな青春モノから胸クソ展開のエログロまで、お正月休みに部屋でくつろぎながらイッキ見できるアニメを5作品紹介します。
2024年のダークホースとして夏の話題をかっさらった『負けヒロインが多すぎる!』キービジュアル (C)雨森たきび/小学館/マケイン応援委員会
【画像】超食いしん坊なのに「腰ほっそ!」 こちらがちょっと残念な負けヒロインです(7枚)
ジャンルの異なる5作品
普段は忙しくて、アニメを観る時間が取れない方も多いのではないでしょうか? だからこそ、この年末年始はまとめて視聴できる良いタイミングです。短い時間で完結して楽しめるアニメを、爽快なアクションからラブコメまで、ジャンル別に取りそろえました。
『BURN THE WITCH』
『BLEACH』でおなじみの久保帯人氏が描く、ふたりの美少女が縦横無尽に躍動するファンタジーアクションです。ロンドンの裏側に広がる「リバース・ロンドン」を舞台に、魔女「新橋のえる」と「ニニー・スパンコール」が、空を飛びながら巨大なドラゴン相手に大立ち回りを繰り広げます。
手に汗にぎるド派手な戦闘シーンと、ふたりのボケとツッコミの痛快な会話劇は、『BLEACH』のスタイリッシュなバトルとユーモアにあふれたセリフ回しが好きな人なら間違いなくハマります。
なお本編は中編映画で、NetflixやAmazon Prime Videoのアニメタイムズで観られます。また前日譚となる『BURN THE WITCH #0.8』はAmazon Prime Videoで配信されています。
『平穏世代の韋駄天達』
「韋駄天」と呼ばれる神々が魔族と戦うアクションものです。かわいくポップな絵柄からは想像のつかないエログロ要素が強いのが特徴です。手足をバラバラにされて拷問を受けたり、シスターが多数の兵士に乱暴されたり、刺激的なシーンが多くあります。
さらってきた女性に子どもを産ませて兵士として育てる点など、倫理観のない胸クソ描写に嫌悪を感じるかもしれません。しかし、バトルの熱さ、高度な駆け引きの頭脳戦など、少年マンガの面白さを露悪的に描いた個性の強い意欲作です。
『負けヒロインが多すぎる!』
2024年の夏に「マケイン」の略称で人気を集めたラブコメです。おいしいものに目がなくて主人公を振り回す「八奈見杏菜」、褐色肌がまぶしい元気っ子「焼塩檸檬(やきしおれもん)」、陰キャで主人公にだけ攻撃的な「小鞠知花」など、クセの強い美少女たちのドタバタが大笑いできます。
「失恋」をテーマに扱っていることで、不意に描かれるシリアス展開にドキッとして心を動かされる、映像が美しい高校青春ドラマです。
『NINJA KAMUI(ニンジャカムイ)』
抜け忍の主人公「ジョー・ヒガン」が、妻と息子を殺した組織へ復讐を誓うアクション活劇です。ジョーが怒りの刀を振れば、敵は腹部を刺され、腕や首が吹っ飛び、人体が真っ二つのバラバラになる、激しい殺陣が見どころです。
強化スーツをまとった現代の忍者が、忍法と科学技術を駆使して戦うシーンは、残忍ながらもカッコよくて、ケレン味にあふれています。熱いバトルと人情ドラマが両立したダークヒーローものです。
『嫌な顔されながらおパンツ見せてもらいたい』
メイドや女性アイドル、巫女さんといった美人から蔑まれつつ下着を見せてもらうシチュエーションアニメがAmazon Prime Videoで配信中です。主人公はカメラに映らず、ヒロインは視聴者に向かってしゃべりかけてくれるという、ギャルゲーを遊んでいるような感覚でドキドキさせてくれます。
そうした主観ショットで、美女たちへ「パンツを見せてほしい」と口にした瞬間、ドン引きされて、ののしられながらパンツを見せてくれるという、女性に責められたい紳士へのご褒美シーンがたっぷり楽しめます。