2025年注目若手女優は誰?「ふてほど」河合優実や【推しの子】原菜乃華だけじゃない「12人の期待株」

趣里、松本まりか、川栄李奈、松岡茉優、生見愛瑠、飯沼愛…。彼女たちに共通するのは、GP帯と呼ばれる19時~23時放送の連続ドラマにて、2024年に初めて主演を務めた点だ。近年はキャリアを重ねて主演の座に登りつめる例が増える一方、2002年生まれで22歳の生見、2003年生まれで21歳の飯沼のように、若くして主演をつかむケースもある。2025年、さらなる飛躍が期待される若手女優はいったい誰だろうか。今回は、24年の活躍ぶりと25年の出演予定作をもとに、注目株をまとめた。

注目される朝ドラに抜てきされた女優

25年に注目すべき女優の筆頭は、02年生まれで現在22歳の高石あかり(※高=はしご高)だ。

彼女は、25年度後期放送予定のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』にてヒロインに抜てき。

近年の朝ドラは橋本環奈や今田美桜をはじめ、すでに知名度の高い女優がヒロインを務めるケースが続いていたが、フレッシュな高石の起用は大きな注目を集めている。

「フレッシュ」とは表現したものの、高石はしっかりと実績を積んでいる。

24年は、テレビドラマは『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』(テレビ東京系)で主演、『墜落JKと廃人教師 Lesson2』(TBS系)でヒロインを務め、さらに映画ではNetflix作品や声優を務めた作品を含めると、なんと7作もの出演作が公開・配信されている。

その高石が朝ドラの前に出演する、1月放送開始予定の日曜劇場『御上先生』(TBS系)もさらなる活躍が期待される女優がずらりと集う。

02年生まれで22歳の蒔田彩珠は、7歳で子役デビューした実力派。

 24年はNetflixドラマ『忍びの家 House of Ninjas』で賀来賢人の妹役を務め、他にも映画2作品で主演を務めるなど、着実にキャリアを積んできたが、『御上先生』でさらに存在感を増しそうだ。

このほか、24年はNHK連続テレビ小説『ブギウギ』や『マル秘の密子さん』(日本テレビ系)などにレギュラー出演した吉柳咲良(04年生まれ/20歳)。

24年7月期の『ビリオン×スクール』(フジテレビ系)で連続ドラマ初レギュラーを果たした上坂樹里(05年生まれ/19歳)もブレイク候補として注目したい。

 ちなみに、『御上先生』には、元・日向坂46の影山優佳、HKT48やIZ*ONEに所属した矢吹奈子という、どちらも01年生まれで23歳のアイドルグループ出身者が出演。

すでに一定の知名度を得ている両名だが、25年は女優としての存在感を増しそうだ。

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河合優実、原菜乃華も朝ドラ出演!

NHK朝ドラはヒロインを務める女優はもちろん、ヒロインの友人役や姉妹役を演じてブレイクを果たすケースも多い。

今田美桜が主演する25年度前期放送予定のNHK連続テレビ小説『あんぱん』では、今田の姉妹役を、河合優実(00年生まれ/24歳)と原菜乃華(03年生まれ/21歳)が演じる。

河合は、2024ユーキャン新語・流行語大賞にて年間大賞を受賞したドラマ『不適切にもほどがある!』(TBS系)にて阿部サダヲ演じる主人公の娘役を好演。

さらに深夜ドラマ『RoOT / ルート』(テレビ東京系)で主演を務め、大晦日に放送の『第75回NHK紅白歌合戦』でゲスト審査員に選ばれるなど24年に大ブレイクを果たしている。

25年は朝ドラに加えて、ヒロイン役で出演する映画『今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は』が4月に公開されるなど、さらなる飛躍の年になりそうだ。

子役としてデビューした原は、2022年11月公開の映画『すずめの戸締まり』で主人公・岩戸鈴芽役の声優に抜てきされ、また映画『ミステリと言う勿れ』(23年9月公開)で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、近年、その実力が高く評価されている。

また、24年は人気漫画をドラマ&映画化した『【推しの子】』にて主要キャラクターの有馬かな役を演じて、注目度が上昇中。朝ドラの出演で、さらに知名度を高めるのは確実だ。

『ばけばけ』でヒロインの友人役を務める志田彩良(99年生まれ/25歳)も注目したい1人だ。24年は深夜ドラマ『消せない「私」−復讐の連鎖−』(日本テレビ系)で連ドラ初主演を果たすなど、着実にキャリアを積んでいる。