熟考の末に念願の残留だ。
ロサンゼルス・ドジャースからFAとなっていたテオスカー・ヘルナンデスが現地12月27日、同球団と3年総額6600万ドル(約104億円)で再契約に合意。複数の米メディアによれば、契約ボーナスが2300万ドル(約36億円)、4年目に年俸1500万ドル(約24億円)のオプションが付き、2300万ドル(約36億円)以上が後払いになるという。
【画像】大谷翔平&真美子夫妻の“仲睦まじいツーショット”写真を厳選してお届け!
ようやく叶えられたドジャース残留だが、一方で32歳のスラッガー獲得を狙っていた別球団は、契約直前まで熱心にアプローチをかけていたようだ。現地28日、米スポーツメディア『The Athletic』のウィル・サモン氏は、「リーグ関係者によると、(ニューヨーク・)メッツがラインナップ補強へT・ヘルナンデスの獲得を模索していた」と伝えている。
また、「メッツは前日、T・ヘルナンデスが2年契約に前向きかどうか確認しようとしていた」とも記述しているサモン氏。その内容はドジャースと同程度の年俸、繰り延べ金なしのオファーだったそうで、「球団側の考えを知る関係者によれば、メッツは、彼( T・ヘルナンデス)を短期契約の可能性がある最善の選択肢としてみていた」という。
同9日には、今オフ目玉のフアン・ソトと15年総額7億6500万ドル(約1147億円)で契約を交わしているメッツ。これが昨オフの大谷翔平(10年総額7億ドルでドジャース入り)を上回り、プロスポーツ史上最高額のビッグディールとなったが、記事内でサモン氏は、「まだラインナップを補強していく必要がある」と冷静に分析した。
2024年シーズンは、出場154試合で打率.272、33本塁打、99打点、OPS.840をマークするなど、力強い打撃でチームの世界一に貢献したT・ヘルナンデス。来季の活躍も今から楽しみだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】テオヘル、優勝パレードで涙のスピーチ
【画像】ドジャース対オリオールズ戦で始球式に登場!大谷翔平と“愛犬”デコピンの厳選ショット!
【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた“現役バスケ選手時代”を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も