『STARDOM DREAM QUEENDOM 2024』両国国技館(2024年12月29日)
ノーフォールルール ○朱里vs小波×
朱里が打撃ラッシュであわや秒殺勝利かと思われたが、H.A.T.E.乱入でぶち壊し。怒りの朱里が再戦要求。そして、朱里を救出した元GLEATの福田茉耶改め虎龍清花がGod’s Eyeに電撃加入した。
朱里と小波は師弟関係にあたる。今年4月にスターダム再入団したあとも、God’s Eyeのメンバーとして共闘していたが、7月に朱里を裏切り、かつて所属していた極悪集団・H.A.T.E.(当時は大江戸隊)に電撃加入。師弟関係は崩壊し、激しい抗争に突入した。
約半年にわたってやり合ってきたが、完全決着を果たすべくギブアップ&KOのみのノーフォールルールで一騎打ちを行うことに。しかし、試合はまさかの結末となった。
ゴング直後からアグレッシブに動いた朱里が打撃を重ね、ハイキックがクリーンヒット。ダウンカウントが進み、あわや秒殺決着かと思われたが、H.A.T.E.のメンバーがリングになだれ込んで試合をぶち壊しに。その後も暴行を加えると、朱里救出に飛び込む影が。元GLEAT所属の福田茉耶改め虎龍だ。朱里を救出すると、God’s Eye加入をアピール。それを受け入れた朱里だったが、小波に対しては収まらず、「小波! こんなもんじゃねえだろ。お前のやりたかった戦いはこれだったのか? 私はお前ともっともっとやり合いたい。2025年、絶対もう一度やるぞ。覚悟しておけ」と再戦を要求した。
バックステージで朱里は改めて虎龍のGod’s Eye加入を歓迎。虎龍は「私はプロレス、キックボクシング、総合格闘技、すべてのベルトを一緒に巻くことを目標に。そして、田村潔司コーチから継ぐ格闘プロレス、UWFの技術や思いをこの令和の形で盛り上げて、次の世代に継ぐこと。これを目標に、このスターダムのリングを盛り上げていけるように、精進いたします」と意気込んでいた。
【試合後の朱里、虎龍】
▼朱里「2024年のスターダム最終戦、こういう結果になって、すごく悔しいです。小波、こんなもんじゃないよね? こんな戦いをしたいの? H.A.T.E.絶対ぶっ潰してやる。覚悟しとけよ。2025年、小波、もう1回やるぞ、絶対に。そして、虎龍清花。来てくれてありがとう。一緒にやっていきたいんでしょ?」
▼虎龍「もちろん」
▼朱里「そういう風に言ってくれて嬉しかった」
▼虎龍「今日の朱里選手の姿を見て、より私は心を動かされました。私は明確な目標があって、ここに来ました。私はプロレス、キックボクシング、総合格闘技、すべてのベルトを一緒に巻くことを目標に。そして、田村潔司コーチから継ぐ格闘プロレス、UWFの技術や思いをこの令和の形で盛り上げて、次の世代に継ぐこと。これを目標に、このスターダムのリングを盛り上げていけるように、精進いたします。これからよろしくお願いします」
▼朱里「よろしく。2025年、God’s Eyeとして。ありがとうございました」