ごはんだけで野菜やきのこ、肉、魚などさまざまな食材を一緒に食べられる炊き込みごはん。見た目も色鮮やかでおかず要らずなのも便利。しかし、炊き込みごはんというと、具材を細く刻む作業が面倒に感じることも。
日の出みりんで紹介していた「野菜まるごと炊き込みごはん」は、野菜はまるごと、さらに味付けは料理酒だけという手軽さらしい。どんな感じか、編集部でも作ってみた。
■お米を研ぐだけ
材料は、油揚げとにんじん1本とお米。そして、味付けは…。
料理酒のみ。具材は、あらかじめ刻む必要はない。お米を研いだら炊飯器にまるごと入れてしまってOKだ。炊き込みごはんというと、しょうゆや酒、みりんなどで味付けするが、料理酒だけで味が決まるという。料理酒は、普通の酒とは違い加塩されているため、これ1本で味付けできるらしい。
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■ポイントは1:1
まずは、お米を研いでおこう。今回は3合炊く。水気をしっかり切ったお米に、料理酒と水を1:1で加える。3合の場合、約250mlずつ料理酒と水を入れた。炊くごはんの量によって分量は変わるため、調整してほしい。あとは、具材のにんじんと油揚げを加えて、さっとかき混ぜたら炊くだけ。
にんじんはまさにまるごと入っているが、大丈夫だろうか…。
炊き上がりがこちら。あとは、しゃもじで具材を切りながらさっくりと混ぜ合わせれば完成だ。
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■難しい味付けなしでこんなに美味しいなんて…
にんじんは柔らかいので、しゃもじで軽く混ぜるだけで簡単に細かくなる。料理酒だけなのに程よい塩気があり、にんじんや油揚げの旨みが引き立っているうえに、いつもよりお米にも艶がある感じ。彩りがいいので、おもてなしごはんとしても良さそう。
ほかにもさつまいもやとうもろこし、枝豆などで炊き込みごはんにするのもおすすめ。炊き込みごはんは好きだけれど、手間がかかると思い込んでいたが、こんなに簡単で美味しくできるとは驚き。いろいろな野菜をまるごと入れて作ってみたくなった。
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■執筆者プロフィール
池田かおるこ:グルメ、レビュー記事をメインに執筆しているライター。
日々の晩酌をいかに美味しく楽しむかは、もはやライフワークに。簡単でコスパ良し、激ウマなお酒に合うレシピを探して実践中。「特別な材料や凝った調理法はなし。でも美味しい」と思えるレシピを中心に紹介します。
(取材・文/Sirabee 編集部・池田かおるこ)