もしかしたらこれが、手に入れることのできる最後の機会になるかもしれない。スズキは昨年12月18日、コンパクトハッチバック「スイフトスポーツ」の特別仕様車「ZC33S Final Edition」を発表した。
“スイスポ”はスズキのベーシックコンパクトカー「スイフト」のハイパフォーマンスモデルで、エンジンは1400cc、140PSながら、1トンを切る軽量ボディのため、軽快な走行ができるとスポーツカー好きをトリコにしている。トランスミッションは、ATだけでなく6MTも用意されているのもマニアにはたまらないところだ。
「ベースとなるスイフトは昨年12月に7年ぶりにフルモデルチェンジしており、スイスポも新型が発売されるのではないかと見られていました。ところが現時点で新型のアナウンスはなく、次期モデルを暗示するコンセプトカーも発表されていません。将来登場する可能性はありますが、現行型はこれが最後。すでに予約が殺到しており、購入を考えている人は急いだ方がいいでしょう」(自動車ライター)
気になるファイナルエディションの価格は6MTが232万9800円、ATが240万1300円。2025年3月から11月の期間限定で生産され、発売は来年3月19日からスタートする。ただでさえコンパクトスポーツカーは希少なのに、それが200万円台で購入できるのだから、大人気になるのも納得だ。
(ケン高田)