ネットなどではよく聞く「毒親」。ただ毒親本人は、自分のことを毒親と認識できていないことがほとんど…。
そこでSirabee取材班は見聞きした毒親について聞きました。
■子供のせいでお金がない発言
「姉がそこそこ毒親。昔から計画性がなく、勢いで子供を3人つくっておいて『お金がない!』って騒ぐ…。しかも子供たちの前で『あんたたちにお金がかかってお金ない!』って。もう『…は?』って呆れたわ。
産むか産まないかは選択できたはず。産んでおいてお金ないは、自分たちのお金の計画性がないからでしょ? 別に結婚当時と仕事も住む場所も変わってないんだし、むしろ旦那さん役職上がったって言ってたじゃん。経済状況が悪くなったわけじゃないのになんで? 子供は親を選べないから可哀想…」(30代・女性)
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■しつけの域を超えた暴言暴力
「以前、スーパーでしつけの域を超えて子供に暴言を吐き、頭を叩いている親を見たことがある。まだ幼稚園くらいの子で、一瞬しか見てないから、その子が何をやらかしたのかはわからなかったけど、あきらかに母親の様子がおかしくて、尋常じゃないくらい発狂してた。
私の知人にもひとりいるけど、子供が欲しいからって当時付き合っていた彼とスピード婚して、無事子供が生まれたんだけど、家に遊びに行くたび、子供の些細な言動でブチギレて大声あげて体を叩いている…。結局は子供好きじゃなくて、単に周りの価値観というか、アラサーになったら結婚して子供持つのが幸せの形って勘違いしていたのかな? って思った」(20代・女性)
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■いい大学に入りなさいと強要
「高卒の知人が息子にいい大学に入ってねと言っていてゾッとした。たしか旦那さんも高卒。なんで自分たちができなかったことを子供にさせようとしているのか謎…。ちょっと見栄っ張りな性格だから親戚やご近所で自慢したいだけだと思う。
自分の夢を子供に託す人もいるけど、自分の夢は自分で叶えなよって。子供はあなたの夢を叶えるために存在してるわけじゃないのに…」(30代・女性)
育児に疲れて子供に当たってしまう人もいると思います。ですが、産んで育てると決めたのなら、自分の機嫌がいいときだけ可愛がるのではなく、きちんと大切に育てましょう。子供が大きくなったときに「親ガチャ盛大にミスった」なんて言われないように。
(取材・文/Sirabee 編集部・ 美佳)