菊川怜(C)週刊実話Web

2025年最大の政治イベントは夏に行われる参院選だ。各政党とも候補者選定に余念がない。

特に、昨年10月の衆院選で大敗を喫し、少数与党に転落した自民党はまさに背水の陣。過半数を獲得するためには「著名人候補」をどれだけ確保できるかが勝負の分かれ目で、政権交代を目指す立憲民主党など野党も著名人擁立に躍起だ。

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「参院新潟選挙区では、自民党候補として長岡市出身のシドニー五輪背泳ぎ銀メダリスト・中村真衣氏(45)の名前が挙がっている。出馬はほぼ確定的です」(テレビ局政治担当記者)

もともと新潟は田中角栄元首相の地元だけに“自民王国”だったが、田中元首相の娘、田中真紀子元外務大臣が野党に鞍替えした頃から与野党が伯仲する激戦区となっている。

「先の衆院選では『裏金問題』が直撃し新潟自民は全5選挙区で惨敗、散々な結果となった。自民王国復活のためにも今度の参院選は絶対に負けられない。地元で知名度の高い中村氏で必勝を期す方策でしょう」(同)

一方、立民は前回2019年の参院選で自民現職候補を破った弁護士の打越さく良氏(57)が再選に向け他党候補を迎え撃つ。

キャスターやアスリートの名前も急浮上

「ただ、ここにきて出馬が取り沙汰されているのが、東大工学部建築学科卒という異色タレントとして活躍した菊川怜氏(46)です。彼女は『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)や『情報プレゼンター とくダネ!』(フジテレビ系)で司会を務めるなど幅広い知識を持つとともに政治にも関心を寄せていた。2016年には立民の前身、旧民主党から出馬オファーを受けたこともあるほどで、昨年11月に実業家の穐田誉輝氏と離婚し身軽になったことで、さらに政治家転身の確率が高まっています」(スポーツ紙芸能担当記者)

この菊川氏をめぐっては、すでに与野党入り乱れての争奪戦が展開されているという。

「ほかにも各政党が出馬要請しているとみられる著名人としては、元NHK政治部記者の岩田明子氏(55)、主婦人気の高い『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のレギュラーコメンテータ―・玉川徹氏(61)、同じく『モーニングショー』コメンテーターの弁護士・菊間千乃氏(52)らです。また、元経産官僚を夫に持つ女優の菊池桃子(56)、元キャスターの安藤優子(66)、女子レスリング個人戦206連勝を記録し、『霊長類最強女子』の異名を持つ吉田沙保里(42)らもリストに挙がっています」(同)

参院選は2025年7月20日投開票で調整中。候補者選定は熾烈を極めている。

「週刊実話」1月9・16日号より