【NOAH】“極悪女王"ダンプ松本もサプライズ登場、タダスケが新春ランブル制して“選択式"GHC挑戦権獲得

『ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025』日本武道館(2025年1月1日)
NOAH THE RUMBLE 優勝=タダスケ

 ダンプ松本もサプライズ参戦した元日武道館大会の新春ランブル戦はタダスケが制覇。「どのGHCタイトルにも挑戦できる権利」を獲得した。

 ダークマッチの位置づけで開催された新春ランブル(時間差入場式バトルロイヤル)だが、今年の優勝特典は超豪華。異例の「どのGHCタイトルにも挑戦できる権利」が懸けられた。

 全13選手の参加がアナウンスされ、望月成晃や井上雅央、サクソン・ハックスリーや新顔ゾザヤらがサプライズで登場。新春ランブルらしい笑いあり、駆け引きありの展開が続いたが、大トリの13番目として現れたのは昨年“極悪女王”として時の人となったダンプだった。

 ザ・リーヴ社のCMで共演するなどNOAH勢とも親交が深いダンプだが、リングインするなり竹刀で一掃して“極悪女王”ぶりを発揮。竹刀攻撃を避けられてのスクールボーイで早々に失格となったが、場内はダンプコールに染まった。

 そして最後の3人まで残ったのはタイタス・アレクサンダー、LJ・クリアリー、タダスケ。持ち前のフィジカルをいかんなく発揮したタイタスと、クセモノっぷりを発揮したクリアリーが白熱の攻防を展開したものの、ロープぎわでもつれたところで、死んだフリを決め込んでいたタダスケが次々にオーバー・ザ・トップロープに追いやって優勝をかっさらった。

 …が、試合後には再びダンプがリングに上がってマイクを展開。「入場曲が違う! 新年早々ふざけやがって!」と憤慨して周囲も縮み上がったが、「極悪女王、今年も何度も見てください! 今年もダンプの彼氏・丸藤をよろしくお願いします!」とCM通りに丸藤愛を叫んで武道館をどっと沸かせた。

 主役のはずのタダスケも、そんなダンプにビビりながら身を潜めていたものの、優勝ボードを受け取って「どのGHCにも挑戦できる権利」を見事にゲット。「最高のお年玉や」としたが、「いつ使うかは俺の気分次第」と煙に巻いた。階級的にはジュニアのタダスケだが、もちろんGHCヘビー級王座に挑戦することも可能だ。豪華すぎる特典を手にして、2025年最高のスタートを切ったタダスケが下す決断やいかに。