皆さんは、家族とどれぐらいの頻度で会いますか?
毎日会う人もいれば、程よい距離感で保つ人もいますよね。
今回MOREDOORでは、海外に行って驚いたエピソードをご紹介します。

※当事者の声はさまざまです。あくまで一例として、ご参考にして頂ければ幸いです。

40歳、Hさんの場合

ベトナムのホイアンやダナンを訪れた際に、ベトナム人が家族をいかに大切にしているかを強く感じました。
朝食では、家族そろって屋台で食事を楽しんでいたり、夕食も家族が集まる家で共に過ごしたりする場面が日常的にありました。

観光地などでは、夜になっても、家の前や道路に面した場所に椅子とテーブルを設置し、公共の目に触れる中で食事をし、また食後に談笑を楽しむ様子がよく見られました。

日本に留学していたベトナム人ガイドの方から「日本人は一人で食事をすることが多く、成人して家を出ると自分の家族とはたまにしか過ごさないのが驚きだ」と言われました。
ベトナムでは家が別であっても、仕事終わりや休日には頻繁に会いに行くそうです。

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この時の心情は?

人や地域による差はあるものの、この事実を旅行をするまで知りませんでした。
私が「休みの日に、誰とも会わずに一人でゆっくりしたくなることはないの?」と尋ねたところ、「それが当たり前だから、その感覚はよくわからない」とベトナム人のガイドさんに言われました。

仕事終わりや食事を済ませた後でも会いに行くなど、ベトナム人が家族を大切にする気持ちからくる柔軟なフットワークを見習いたいと思いました。
(40歳/会社員)