「ワースト11の屈辱から大逆転」“ノイアーの後継者候補”鈴木彩艶に韓国メディアが大注目!「アジア史に残るGKに成長できるか」

 イタリアで評価を高めている日本代表GKが、ドイツ屈指のビッグクラブに移籍する可能性が浮上した。

 現在22歳の鈴木彩艶は、今季にパルマに加入以来、不動の守護神として活躍。記憶に残るスーパーセーブを度々披露し、現在セリエA16位のチームで抜群の存在感を放つなか、ドイツ紙『Bild』が「バイエルン・ミュンヘンが、38歳のマヌエル・ノイアーの後釜候補としてリストアップ」と報じた。

 これを受け、韓国メディア『スポーツ朝鮮』が「日本のファン歓喜!アジアカップでワースト11の屈辱から大逆転の予感」と題した記事を掲載。「ノイアーの後継者の意外な候補は、ザイオン・スズキだ」と切り出し、まず経歴をこう伝えた。

「ザイオンは浦和レッズでデビューし、2023年にシント=トロイデンに移籍。その当時もマンチェスター・ユナイテッド移籍説が浮上するなど、ビッグクラブの関心が伝えられた。2024年夏にパルマに加入し、欧州5大リーグに足を踏み入れた」
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 そのうえで、「スズキに対する評価は両極端だ」と指摘。GKとしての特徴を説明した。

「足元の技術を活かしたパスとキックの能力は高く評価されているが、不安定なボール処理は弱点として何度も指摘された。特に2024年のアジアカップでは、過度なミスが目立ち、大会終了後、各メディアからワースト11に選ばれる屈辱を味わった。もし、バイエルンのユニホームを着てノイアーの後継者になるのであれば、大逆転に違いない」

 バイエルンにはそれぞれ日本代表と韓国代表のDF、伊藤洋輝とキム・ミンジェが在籍している。そこにもう1人、アジア人守備者が加わることとなるのだろうか。『スポーツ朝鮮』は「アジアカップで屈辱を味わったスズキが、ビッグクラブの次期守護神候補になった。アジアの歴史に残るGKに成長できるかどうか注目される」と締め括った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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