【日本全国を制覇したバンワーカーが教える至福のあれこれ・6】寒い季節がやってきた。キャンピングカーならFFヒーターやエアコンで寒さ対策ができるが、一般車両で車中泊をする場合は、それなりの準備が必要になる。今回は、実際に使用している防寒アイテムの中から、特におすすめのものを紹介しよう。
防寒におすすめのアイテムを紹介
●まずは窓からの寒気対策を
寒さ対策の第一歩は、窓からの寒気を防ぐことだ。車内の温度が下がる最大の原因は窓からの冷気。そのため、窓全面にシェードを貼ることをおすすめしたい。シェードは、車種によって専用の製品が販売されている。冬の車中泊に出かける前に、ぜひ手に入れておいてほしい。我が家では、さらにカーテンも取り付けている。シェードとカーテンで外の冷気を二重に遮るため、ある程度は室温を保つことができる。
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●寝袋とブランケットがあればなんとかなる
車中泊時の寝具の定番といえば寝袋だが、実は防寒アイテムとしても活躍する。私が使っているモンベルのスリーピングバッグ「シームレス ダウンハガー800 #2」は、マイナス5度まで対応可能。この中に入れば、相当な寒さでも快適に過ごせる。昼間は下半身だけ寝袋に入れて作業をしたり、ファスナーを全開にして膝掛けとして使ったりと、使い方は自在だ。
寝袋は防寒アイテムとしても活躍
夜は、寝袋の中に無印良品の「洗えるUSBブランケット」を入れて、暖かく眠ることができる。これは消費電力が少ない上、USB給電なため、モバイルバッテリでも一晩中使える。ブランケットで温められる範囲は限られているため、それ単体だと電気毛布ほどは温まらないが、寝袋の中に入れておけば温かさが全体に広がる。つまり、湯たんぽのような使い方ができるのだ。
「洗えるUSBブランケット」で暖かく眠ることができる