正月の風物詩であり、今年で101回目を迎える「箱根駅伝」の号砲が明日に迫ってきた。今年は「学生三大駅伝」のうち出雲駅伝と全日本大学駅伝を制し、三冠に王手をかけている國學院大が優勝候補のなか、前回覇者である青山学院大、2年ぶりの王座奪還を狙う駒澤大の3強が中心となる。
開幕を直前に控えるなか、連覇を狙う青学大の原晋監督は1日に自身のXを更新し、「箱根駅伝連覇に向けて準備万端です」と投稿。臨戦態勢はバッチリだ。打倒・青学大を誓う駒大も公式Xに箱根駅伝を告知し、「『原点と紡~勝利への執念~』 皆様のご声援をよろしくお願いします」とスローガンを掲載して、応援を呼びかけた。
史上6校目となる三冠を狙う國學院大には、かつて母校のチアリーダーとして活躍し、全學應援團の歴史の中で初の女性團長を務めた齋藤璃乃さんが応援に熱が入っている。自身のXに応援団の動画を添付して、「箱根駅伝ついに明日」と書き出すと、「今年はテレビからですが、卒団後も応援させて貰える幸せを噛み締めて大切な大切な後輩たちが大学を背負い、優勝へ向かって駆け抜けるその勇姿を心から応援します。院友の皆様、チーム國學院でエールを送りましょう」と後輩らにメッセージを寄せている。
文面の最後には、「國大必勝 頑張れ」と付け加え、母校の大会初優勝を祈った。
國學院大が偉業を成就させるのか。それともライバル校が戴冠を果たすのか。多くのドラマを生んだ箱根駅伝が、まもなく号砲が鳴る。
構成●THE DIGEST編集部
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