「まさかの敗退。4試合で8失点、完全に崩壊した」一体どうした? 4強で散ったサウジアラビア代表を海外メディアが酷評「悲劇的な試合。予想していなかった」【ガルフ杯】

 中東の8か国が参戦する第26回アラビアン・ガルフカップの準決勝が12月31日にホスト国クウェートで行なわれ、優勝候補のサウジアラビア代表が、格下のオマーンと対戦。1-2でよもやの黒星を喫し、ベスト4で敗退した。

 オマーンが34分に退場者を出し、数的優位だったにもかかわらず、74分に先制されたサウジは、85分に追加点を献上。87分に1点を返したものの、及ばなかった。

 グループステージでもバーレーンに2-3、イエメンに3-2、イラクに3-1と苦戦していたサウジについて酷評したのが中国のメディア『捜狐』だ。「サウジアラビアがまさかの敗退、4試合で8失点、完全に崩壊」と見出しを打ち、次のように伝えた。

「期待の高かったサウジアラビア代表はまたもや不調だった。オマーンと対戦し、長い間1人多い状態でプレーしたが、まさかの1-2で敗れ、決勝進出を逃した。もともとルナール監督は今回のガルフカップを通じてチームの自信を高めたかったが、サウジアラビアが完全に崩壊しているとは予想していなかった!」

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 記事は、「悲劇的な試合で、1-2で負け、決勝進出を逃した。このようなスコアはサウジのファンにとって受け入れ難いものであり、選手たちも非常に失望した」と続けている。

「サウジアラビアは4試合で9得点・8失点で、最多得点・最多失点だ。この4試合から、サウジアラビアの攻撃は依然として良好だが、バックラインに大きな問題があることが分かる。中国代表が守備的なカウンターアタックで相手に対処すれば、得点するチャンスがある」

 3月に中国代表が北中米ワールドカップ・アジア最終予選で対戦するサウジアラビアの凋落ぶりを、プラス材料と見ているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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