週末は日々の疲れを癒すために、寝だめをする人も多いだろう。しか寝すぎたせいで昼夜が逆転し、生活リズムが崩れる経験は誰しも一度くらいあるのかもしれない。
■約7割「週末に寝すぎて昼夜逆転」
Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に実施した調査では、全体で66.1%が「週末に寝すぎて昼夜逆転した経験がある」と回答した。
忙しい平日を過ごしている人ほど、週末には体を休めたいという気持ちが強いのかもしれない。しかし寝すぎた反動で夜眠れなくなり、翌日の活動に支障が出る悪循環に陥るのだろう。
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■寝たせいで夜の睡眠が…
週末に寝すぎて生活リズムが狂ったと語る30代男性は、「平日は仕事が忙しくて、毎日の睡眠時間が5時間くらいなんです。そのため週末はついつい寝だめしようと思って、昼過ぎまで寝てしまうんですよね。先週も金曜日の夜に『明日は休みだから』と夜更かししてしまい、土曜日は気づいたら午後2時でした」と語る。
月曜日に負担がかかったようで、「起きたら休日がほとんど終わっていて、さすがに夕方になってから外に出る気にもならなかったんです。そこから夜になっても目が冴えてしまって結局深夜3時過ぎまで眠れず、日曜日も遅くまで寝るはめになりました。最終的に、月曜日の朝がとてもつらかったですね」と続けた。
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■夜眠れなくなって困って…
昼夜逆転したことで苦労したと話す20代女性は、「平日が忙しい分、土日はゆっくり寝ています。お昼くらいまで寝て、そこからボーッと過ごしているんです。しかしそのせいで、夜の10時になっても全く眠くなりません。結局深夜まで、スマホを見続けるなどしてしまって…」と状況を話す。
月曜は無理に起きているようで、「週末の二日間をそのような過ごしかたをすると、完全に昼夜逆転してしまいます。しかし月曜には出社する必要があるので、無理に起きるのですが…。そのような状態で仕事に取り組んでも、あまりはかどらないのが実情ですね」とも話していた。
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■適度な休息でリズムを守る人たち
一方で週末もリズムを崩さず過ごす40代男性は、「昔は週末に昼まで寝ることもあったけど、それをやると体がだるくなって逆に疲れるんですよね。なので今は、週末でも平日と同じ時間に起きるようにしています。寝るとしても、軽い仮眠くらいにしているんです」と語る。
仕事にも日常生活にもいい影響が出ているようで、「生活リズムを整えたおかげで、仕事もはかどるようになった気がしています。また休日に早く起きると、一日が長く感じられて気分もいいんですよね。休みの日にゆっくり寝たい気持ちもわかりますが、私はデメリットのほうが怖いので…」と気持ちを述べた。
(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
2024年11月13日~2024年11月17日
調査対象:全国10代~60代の男女595名