年の瀬になると家電量販店各社の初売り情報が出揃い始める。その中で今年も真っ先に動き出したのは、大阪に本社を置く家電量販店のジョーシン(Joshin)が提供する『初売超特価福袋』だ。
そしてジョーシンの『初売超特価福袋』といえば “禁断の単品買い” である。単品買いの “単品” とは、福袋にもかかわらず1商品しか入っていない、実質「単なる値引き商品」なわけだが、ジョーシンの場合はとにかく割引率がエグい印象がある。
果たして実際に購入した商品の割引率とは? 検証してみた結果、またもや読者さんにツッコミを受けるであろうことをやらかしそうになってしまった──。
・単品売りが約7割
今回は2024年12月21日から販売開始という、家電量販店の福袋戦線では、おそらく最速であろうスタートダッシュを切ったジョーシンの『初売超特価福袋』。
今年も店頭には、圧巻の種類が立ち並んでいた。
電子レンジや炊飯器といった白物家電から、4Kチューナー内蔵のテレビやノートPCなど、実に多彩な商品が並ぶ。
その中でも目を引くのは、高額商品のセット販売だ。
例えば65型有機ELテレビとサウンドバー、ブルーレイレコーダーのセットが税込30万円。ドラム式洗濯機、6ドア冷蔵庫、圧力IHジャーなどの贅沢に新生活が始められそうな白物家電5点セットが50万円というラインナップだ。
そしてざっくり数えてみたところ、全体では約60種類あり、その中で単品販売は40種類を少し超えるくらいだった。すなわち、約7割くらいが “禁断の単品買い” の対象となるというわけだ。
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・今回購入したのは…
この豊富な種類の中で、何を購入するか毎回頭を悩ます。しかし、それが『初売超特価福袋』を楽しむ真骨頂である。
約30分くらいだろうか……悩みに悩んで今回 “禁断の単品買い” に選んだ商品はこれ。
Qriom 14インチポータブルテレビ
型番は「KORS-PTV14-B」という商品。「Qriom(キュリオム)」とは家電メーカー「山善」のAV機器とデジタル家電のオリジナルブランド。その中でも、ポータブルテレビやポータブルDVDプレイヤーは人気の商品らしい。しかもテレビだけではなく、ノートPCのサブモニターとして使用できるのが嬉しい。
さっそく自宅に持ち帰り、セットしてみる。
箱からモニターと付属品一式を取り出して……
アダプターを繋いで、電源をONすると……
画質がメッチャ綺麗だ。
しかも録画機能も搭載されているので、旅先に持参したりテレビのない部屋で寝っ転がりながら視聴できたりと、生活感が変わりそうな予感がするぞ!