“正しいアドレス”はどっち…?「骨盤から前傾」プロコーチ・モンゴが解説 

注意するべきポイントは?

ここで注意して頂きたいポイントが2つあります。

1,両膝を曲げ過ぎない

骨盤からの前傾に慣れてくると、今までよりも明らかに強い当たりが感じられてきます。それに伴い平均の飛距離が少しずつ伸びてくるので、そうなるとどんな人でも欲が出ます。

「もっと飛距離が欲しい…」という考えが出てくるのは仕方ないですが、土台を安定させようと両膝を曲げ過ぎてしまいます。こうなると何発かはさらに強い当たりが出たりしますが、両膝の角度が深くなると、骨盤は立ってきますのでせっかく身に付けた骨盤からの前傾もリセットされてしまいます、

軽く両膝を曲げる時には脛のラインが地面に垂直に近い形にするといいでしょう。

2、背中とシャフトは直角になる

骨盤からの前傾が正しくできてくると、ターゲットライン後方から見た時に、背中とクラブが「T」の形が作られるはずです。自主練になった時はセルフチェックする時に参考にしてください。

モンゴ(森田安寛)
●もりた やすひろ/1975年奈良県出身。東京・千葉などでプロやアマチュアのマンツーマン指導のほか、YouTubeで「ゴルフリバイバーモンゴ」として配信。天城流湯治法の湯治士の資格もある異色コーチ。インスタで毎日ゴルフ上達の情報を配信中。地クラブ専門家がいるインドア練習場「wadogolf」(東京都中野区野方)にて主に活動。
Instagram:@mongo.golf