アウトドア × スーツ真逆のスタイルの親和性
「GMT」ミウラシュランさん|海外シューズブランドのインポートを手がけるGMTのプレスとして本誌でもお馴染み。アウトドア、ミリタリー、ワークなどコーディネイトの幅がとにかく広い
ブーツ/パラブーツ、ナイロンジャケット/オービス、スーツ/カルーゾ、シャツ/ブルックス ブラザーズ、タートルネックカットソー/メイヤス
マウンテンブーツの中でもヨーロッパらしいスタイリッシュな見た目と合わせスーツを軸にコーディネイト。丈の短いフィッシャーマンジャケットを羽織り、足元だけでなく、アウターでもアウトドアの雰囲気を出すことで全体的なバランスがグッと絞まる。「僕が所有するマウンテンブーツの第一号です。スーツを合わせるのは珍しいと思いますが、ここで個性を演出してみました。ジャケットとの相性も抜群でお気に入りの1足です」
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荒々しいバイソンレザーをスーツスタイルに落とし込む
「エニグモ」早野海さん|1993年生まれ。10歳までロサンジェルスで過ごしており、旧きよきアメリカンスタイルを愛する若きトラッドマン。ここ数年はウエスタンアイテムが気になっている
10代の頃に購入した[ビーン・ブーツ]はバイソンレザーの特別モデル。スーツにブーツは難易度が高く思えるが「ビーン・ブーツはアメリカ東部の湿地における狩猟を想定しているのでアイビーとの関連があり、そもそも狩猟は上流階級の休日の遊びなので、トラッドの文脈とも合うんです。ドレッシーすぎるとバランスが悪いので、スーツはニット素材、シャツはアウトドアシーンでもよく見られるタッターソールチェックを選びました」
ブーツ/エル・エル・ビーン、スーツ/ファイブワン、シャツ/インディビジュアライズドシャツ、メガネ/オリバーゴールドスミス、タイ/ヴィンテージ、ベルト/マキシマムヘンリー
(出典/「2nd 2025年1月号 Vol.210」)