・ごみ袋の正体
実は『ごみ袋』は店舗スタッフがセレクトしたアイテムが詰め込まれており、言うなれば「昔ながらの福袋」なのである。全ての商品に値札が張られているのも妙に生々しい。
公式サイトには「みんなヴィレヴァンの福袋はごみ袋とか言うじゃん」と拗ねたような表現もあったが、それを逆手にとってごみ袋を実現させるヴィレヴァンのたくましさよ。そういうところが好きだぜ。
なので2つとして同じ『ごみ袋』は無いものと予測され、店舗ごとどころかそれぞれのごみ袋ごとに内容は違うのだろう。実際に私が購入した渋谷店のごみ袋も形がやや違っており、選ぶ楽しさがあった。
つまり『ごみ袋』の正体は、往年の福袋イズムを継承したある意味で正統派の福袋というワケ。ほぼ全ての福袋の中身が “見える化” して久しい昨今には貴重な存在といえよう。
(広告の後にも続きます)
・中身は
なお、ごみ袋に入っていた商品の総額は1万1682円だったので、軽く元は取れていた。よく見るとゴミが多いことは否定できないが、まあヴィレヴァンはそういう店だと思っていただくしかない。そこは、すまん。
とにもかくにも前代未聞の『ごみ袋』は昔ながらの福袋であった。いい企画なのでぜひ来年以降も続けて欲しい! ヴィレヴァンの『ごみ袋』に入っているのはただのゴミじゃない、ロマンのあるゴミなんだ。
参考リンク:ヴィレヴァン福袋2025
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.