みなさま、お正月ですね。

だらだらゴロゴロしていたいけどお腹は空く。

なんかちょっと珍しい味の美味しいものが食べたい。

でも面倒くさいから買い物には行きたくない。

冷蔵庫にあるもので10分ぐらいで作れて、変わった味の美味しい料理はないかしら?

そんなときはコレです! スパゲッティを赤ワインで茹でるのです!

「Spaghetti ubriachi(スパゲッティ ウブリアーキ)」というイタリアの家庭料理で、日本では「酔っ払いスパゲッティ」などの名前で呼ばれているパスタ料理です。

6年ぐらい前に初めて食べて以来、その簡単さと物珍しい風味が気に入って、ちょくちょく作っては食べている一品です!

酔っ払いスパゲッティを作る

<材料 1人前>

スパゲッティ……100g

赤ワイン……200ccぐらい

ニンニク……1かけ

オリーブオイル……大さじ1

バター……5~10gぐらい

塩……3gぐらい

①スパゲッティをパッケージに表示されている半分の茹で時間で下茹でします。

②鍋にオリーブオイル、バター、ニンニク(みじん切りでもスライスでも丸を潰したものでも、切り方はなんでもOK)を入れて熱します。

③ニンニクの良い香りが立ちこんがり色づいたら、赤ワインを入れてひと煮立ちさせます。

④そこに下茹でしたスパゲッティと塩を加え、麺に赤ワインソースを吸わせながら、ちょうど良い茹で具合になるまで加熱します。

※赤ワインが煮詰まり、麺が茹で上がる前に水分が足りなくなってしまったら、スパゲッティの茹で汁や水を足してください。

なお、極度の面倒くさがり屋でワンパンで済ませたかった私は、スパゲッティを別鍋で下茹でなどせずに乾麺のままぶち込みました。

が、そのせいで完成時にペトペト粘る仕上げりになってしまい、食感が悪く味が落ちてしまったので、私のように横着はせず、別鍋でパスタを下茹でしてから赤ワイン鍋に投入することを強くおススメします(・∀・;)

⑤赤ワインが煮詰まって、麺が好みの硬さに茹で上がったらお皿に盛り付けます。

▲空腹のあまり途中でさらに乾麺100gを足してしまいました。これが後述する大失敗のもとになります……。

⑥粉チーズを好きなだけかけて完成です!

本当は麺が濃い赤紫色に染まるのですが、途中で乾麺だけ倍量追加したせいで全然色づいてくれませんでした!! やっぱり料理は分量を守るのが大事ですね!!

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酔っ払いスパゲッティを食べる

今回は横着して乾麺のままパスタをぶち込んでしまったために粘りがすごいし、何よりも麺だけ倍に増量させたため赤ワインが全く足りず、肝心の赤ワインの色も風味も楽しめない出来上がりになってしまい大失敗です(・∀・;)

が、ちゃんと出来上がった酔っ払いスパゲッティは、一口食べるとまずはフルーティーな香りが鼻をくすぐり、続いて凝縮された赤ワインの旨みとほのかな酸味が口いっぱいに広がります。

そこに粉チーズのコクと旨みが絡み、オシャレでクセになる美味しさなのです!!

赤ワインとチーズは相性バッチリなので、酔っ払いスパゲッティもチーズをかけることでグッと美味しくなるのです!

最初はそのフルーティーな香りと慣れない味わいにギョッとするかもしれませんが、慣れると妙に美味しくて病みつきになるのです。

「ナニコレめっっっちゃくちゃ美味しい!!」という感激するような料理ではないのですが、シンプルで飽きのこない素朴な美味しさなので、料理レパートリーに入れておくとさっと簡単に作れて便利です。

今回は具なしにしましたが、ベーコンや玉ねぎ、ハーブを加えるとより美味しく豪華な1品になります!

良かったらぜひお試しくださいませ!

※画像は全て筆者撮影

(執筆者: ゆずくん)