くんくんくん……くんくんくんくんくんくんくんくんくんくんんくんくんくんくんくんっ！

　道端に伸びているポールに顔をぺちゃっと押し付け、ゼロ距離でにおいを嗅いでいるワンちゃんがいます。4歳のペキニーズ・てんてんくんです。

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　前足を少し浮かせ、寄り目になるほどにポールのにおいを確かめるてんてんくんの姿は、飼い主さんが添えているコメントの通り、まさに“くん活ガチ勢”。におい以上の何かを求めているような真剣さを感じます。

　ぺちゃんこの鼻がチャームポイントなてんてんくん。それゆえ“くん活”はゼロ距離が基本です。いつでもどこでも何にでも鼻先をしっかり押し付けくんくんくん。



　飼い主さんはそんなてんてんくんを「うんうん、鼻ぺちゃの宿命だよね〜」と温かい気持ちで見守っています。

　散歩のたび、目に入るすべてのポールや電柱のにおいを嗅いでいくというてんてんくん。飼い主さんは「これじゃ日が暮れちゃうなあ……」と思いながらリードを握っているそう。

　しかしながら「くん活”はてんてんくんの生きがい」と心得ている飼い主さん。少し困りつつも「いつも気が済むまでお付き合いするようにしています」と話しています。

　てんてんくんは白くて綺麗でふわふわな毛も持っています。これだけしっかり“くん活”をしていると、筆者としては汚れてしまわないかが気になりますが……見た目以上に譲れない何かがあるに違いありません

　人の1億倍もの嗅覚があるという犬は、みんながみんな“くん活ガチ勢”と言っても過言ではないでしょう。そんな中でもあまり類を見ないほど、真剣ににおいを嗅いでいるてんてんくん。

　実は他の犬たちが一目置く、“くん活ガチ勢”の中の“くん活ガチ勢”なのかもしれません。

＜記事化協力＞

「てんてんの毎日」さん（@Yeti_tenten）

（ヨシクラミク）

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025010401.html