【DDT】石川が4WAY戦制してKO-D無差別王者・クリスに挑戦へ 「ベルト獲ってリングで歌ってやるよ!」

『新春☆ドラマチックパレード2025〜答え合わせは一年後〜』後楽園ホール(2024年12月22日)
KO-D無差別級王座次期挑戦者決定4WAYマッチ ○石川修司vsHARASHIMAvs男色ディーノvsKANON×

 石川がディーノ、HARASHIMA、KANONとのKO-D無差別級王座次期挑戦者決定4WAYマッチに勝利。1・26後楽園大会で王者・クリス・ブルックスへの挑戦が決まり、「このベルト獲って、このリングで歌ってやるよ」と予告した。

 3度のKO-D無差別戴冠歴を持つ石川がこの日、挑戦者決定4WAY戦に臨んだ。開始早々、ディーノが“お目当て”のKANONを執ように狙う中、石川はHARASHIMAにダイビングフットスタンプを投下し、HARASHIMAとKANONをブレーンバスターで二人まとめて投げる大暴れ。ディーノがファイト一発から男色ドライバー狙っても阻止。KANONをジャーマンでぶん投げた。

 HARASHIMAが雪崩式ブレーンバスターで石川を叩き落とし、蒼魔刀をヒットさせたが、ディーノとKANONがカットして2カウント止まり。4者入り乱れる目まぐるしい攻防の中、石川はKANONを担ぎ上げると、ディーノめがけてファイアーサンダーを敢行した。

 負けじとKANONがスリーピーホロウを決めたものの、石川は2カウントでキックアウト。ファイアーサンダー、ランニングニーリフトの猛攻に出た。ディーノにカットされたが、ディーノのリップロックで意識もうろうとなったKANONをスプラッシュマウンテンで叩きつけて3カウントを奪った。

 この結果、石川がKO-D無差別挑戦権を獲得。1・26後楽園大会で王者・クリスに挑むことになった。試合後、クリスがやってくると、石川は「お前と大阪で戦ってからガッチリ、シングルマッチやりたいと思ってたよ。このベルトをかけて戦うときがお前の一番強いときなんだろ。その一番強いクリスとバチバチやって、俺がこのベルト獲ってやるよ」と通告。クリスが「イシカワさん、勝ってよかったね。イシカワさん、一番大きいし強い。ちょっと怖い。この挑戦は一番面白い。楽しみです」と返答すると、石川は「26日まで俺がもっとデカく、強くなって、お前をボコボコにぶっ倒して、このベルト獲って、このリングで歌ってやるよ」と宣言した。

 かつて佐々木大輔が率いるDAMNATION(現・DAMNATION T.A)の一員だった当時、石川は試合後のリング上で歌を披露するのが恒例だった。「フリーだから、こういうチャンスをモノにしないと、なかなか次がないんで。クリスと大阪で闘ったときに、めちゃくちゃ楽しくて。やりたいときにやっとかないと自分も成長しないんで」と意気込む石川は「今度勝ったら、またリングで歌手活動していきたいと思うので、何歌うか期待しててください」と約8年ぶり4度目の戴冠を予告してみせた。

☆1/26(日)東京・後楽園ホール『NEW YEAR, NEW HERO. 2025〜新たな物語がはじまる〜』10:30開場、11:30開始

▼KO-D無差別級選手権試合
[挑戦者]
石川修司
vs
クリス・ブルックス
[第84代王者]
※クリス2度目の防衛戦