・福袋の価値とは?
確かに、一見するとグッズの数は少ない。昨年の年始や夏の福袋と比較すると、アイテム数では見劣りする。しかし、ここで重要なのは「お得感と実用性のバランス」なのではないだろうか。
改めて考えてみよう。今年の福袋は税込3000円という、過去数年で最も安価な設定となっている。
それにも関わらず、購入金額と同額のお食事割引券が付いてくる。まず冷静に考えて、これだけで “勝ち確” であり、グッズは無料で手に入るということになる。これこそが、真の意味での「お得」ではないだろうか。
さらに今年の福袋に入っているマグカップとトートバッグは、どちらも日常的に使える実用的なアイテムだ。しかもどちらも過去の同じグッズに比べて、製法がグレードアップしている。
デザインも洗練されており、単なるノベルティグッズの域を超えた、ドムドムファンなら歓喜するであろうグッズに仕上がったのではないだろうか。
価格を抑えながらも、お得感と実用性を重視したドムドムの『2025福袋』。表面的な判断で「ショボい」と思ってしまった、自分を殴ってやりたいと思い知らされた次第だ。グッズの数や派手さだけでは測れない、真の価値に気づかされた瞬間だった。
次回の福袋はどんな内容になるのだろうか。また夏にも販売されるのか? 価格設定や中身の構成も含めて、今から楽しみでならない。