北海道で活動する芸人たちが1年を振り返るイベント『北海道芸人総決算2024』が、12月27日(金)に札幌・ペニーレーン24で開催されました。イベントには“札幌よしもと”に所属する芸人のほか、北海道で活動する他事務所の芸人も参加。ゲストMCには鬼越トマホーク(金ちゃん、良ちゃん)、そして“スペシャル乱入ゲスト”も登場して2024年を締めくくりました。札幌よしもと所属の「なまらあつし」としてこのイベントのMCを務め、“芸人ライター”としても活動する岩橋淳が当日の様子をレポートします!
出典: FANY マガジン
フルスロットルの暴露トーク!
今回のイベントは2部制で開催。第1部は「イチオシネタ」と題して、各芸人が2024年に披露した渾身のネタを披露しました。
札幌よしもとからはスキンヘッドカメラ(岡本、シモ)、ゴールデンルールズ(根本、ありちゃん)、コロネケン(渋谷、束田)、秘蔵(武蔵、ジャンゴ)、電人バンド(オーセコ、浦谷くじら)が出演。他事務所からは、すずらん(シゲ、山本貴之)、しろっぷ(じゅんぺい、ひろし)、やすと横澤さん(やす、横澤章悟)、36号線(ササキサキ、大田黒ヒロタカ)、高速ぷりん(つるまるゆうと、れいたぴ。)が集結しました。各コンビの“イチオシネタ”だけに、会場は大笑いです。
出典: FANY マガジン
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第2部は「口喧嘩祭り」と題して、ゲストMCに鬼越トマホークを招いてコンビ間の不満や、ほかの芸人たちへの文句や暴露を言い合うトークコーナーです。鬼越の2人は登場するなり、「配信がないんだろう? じゃあ、〇〇〇〇(筆者自主規制)の話をしてもいいんだな!?」とフルスロットルで暴露話を始めます。
サポートMCを務めた私が客席に「この舞台で話した内容は口外禁止でお願いします」と慌ててフォローするほどの大荒れのオープニングからスタート! その後は、相方の足が臭すぎる話や、ギャグがつまらないといった可愛い(?)ものから、時代が時代なら大問題になっている可能性がある昔の暴露や文句まで大量に飛び出しました。
さらに文句のターゲットは、事務所やマネージャーにも飛び火。すると「そいつの文句ならオレもある!」「それなら言わせてもらうけど」と“あぁ言えばこう言う”の応酬に……。
出典: FANY マガジン
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完全シークレットゲストは…?
イベントも終盤にさしかかったころ、依然として芸人たちの小競り合いが続くなか、突如としてモリマン(種馬マン、ホルスタイン・モリ夫)が登場! 2人は、お客さまはもちろん、芸人たちも知らされていない完全シークレットゲストとして乱入してきました。
モリマンの2人は別楽屋でイベントをウォッチしていて、いきなり「おい! お前ずっと貧乏ゆすりしてたな!」「そこのお前ら! ひと言も喋ってねぇじゃねぇか! 何しに来てんだ!」など愛のある“喝”を飛ばします。そして最後はモリマンによる総括へ。
「いま札幌よしもとは、大きく変わり始めています。こういうイベントが開催されたこと自体が素晴らしい。これからも頑張って北海道盛り上げていきます!」
出典: FANY マガジン
こうして大団円を迎えたイベントは、ネタもトークも非常に盛り上がりました。
札幌よしもとだけではなく、ほかの事務所の皆さまと共演できたのも北海道のエンターテインメント界として大きな動きだったと思います。芸人たちも口々に「恒例のイベントにしたい」と言っておりました。
2025年もたくさんのイベントや、お笑いファンの皆さまを楽しませる試みを用意していますので、札幌よしもと並びに北海道芸人の応援をよろしくお願いいたします!
出典: FANY マガジン