昭和15年、東京の新宿に誕生した『世界堂』はアートの聖地として知られている。老舗も老舗ということもあって、同店の福袋は大人気!
気がついたらオンラインショップはすでに完売で、残すは店頭販売の状況になっていた。そうなると年明け一発目の営業日の朝イチしか選択肢はない……! ってことで、寒さに震えながら行ったところ……
・福袋の中身
よかった……!!
店頭で売られている福袋の種類は1つのみ。値段は13800円だった。
例年ずっしり入っているイメージがあるも、今年はちょっと軽いかな。そしてちょっとポップになっていた。
まぁいつもお得だから、入っているものがいいやつなのだろう。以下、その中身である。
・クサカベハルモニアPlus12色セット
・ウィンザーアンドニュートン プロフェッショナル・ウォーターカラー12色セット
・呉竹顔彩耽美パールカラーズ6色セット
・ファインテックプレミアムネオンカラーズ6色セット
・特製ホワイトワトソン天のりスケッチブックスクエア(21×21cm)
以上5点。いつも色鉛筆が入っているイメージがあるも今年はなし。代わりに透明水彩絵具メインの福袋になっていた。
過去の福袋に比べたらなんだか数が少なく感じてしまうが、13800円で25000円相当の品が入っているとのことだから実に11200円もお得だ。
数より質で勝負した福袋と言っていいのではないだろうか。
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・巳年キャラ
さて、せっかく透明水彩絵具を手に入れたのだ。巳年から何かを描いてみたい。
そうだなぁ……ヘビ、ヘビ……化物語の千石撫子か……いや……
『鬼滅の刃』の蛇柱・伊黒小芭内……のヘビそのものでいこう。正直、絵具を触るのは学生のとき以来。それだけに緊張しまくりで描いたのだが……
なんとかヘビに見えるようには描けたような気がする。
それにしてもビビったのが絵具の質の高さ! ニュルッと出したその瞬間から、昔使っていたものとはまったく違うと分かるほどだった。
使い手が私じゃなければ、格が違う絵になることだろう。それくらいモノのポテンシャルを感じずにはいられなかった。