【DDT】遠藤が飯野との区切りマッチに快勝 「背中にDDTを背負って」NOAHレギュラー参戦へ

『全席3000円!DDT新春プロレスまつり!2025』板橋グリーンホール (2025年1月5日)

 今大会をもってDDTを無期限欠場し、NOAHにレギュラー参戦する遠藤が元バーニングの同志・飯野との区切りのシングル対決に勝利した。

 NOAH参戦のため今大会を最後にしばしDDTマットを離れる遠藤。この日はバーニングで共闘した飯野との一騎打ちに臨んだ。開始早々、飯野がショルダータックルで吹っ飛ばすと、両者は場外でタックル合戦、エルボー合戦を展開。リングに戻るとチョップのラリーで火花を散らし、競り勝った飯野がスリーパーで絞め上げた。

 逃れた遠藤がオーバーヘッド・スクリューキック、スイングDDTで反撃すると、飯野は串刺しボディアタックで応戦。チョップとエルボーの打ち合いを制し、ラリアットを連発すると、3度目のトライでバーニング・エルボーを決めた。

 守勢に回った遠藤だったが、スピアーを回避するとエクスプロイダーで逆襲。意地の飯野が再びスピアーを狙って突っ込んでもヒザ蹴りで迎撃し、串刺しジャンピングニー、バーニングスタープレスと一気にたたみかけて勝負を決めた。

 遠藤が飯野との区切りの一騎打ちに勝利。これからNOAHを主戦場とした新たな挑戦が始まる。試合後、飯野とともにコメントスペースに現れた遠藤は「DDTの試合は今日で一区切りだけど、胸にはバーニング、背中にはDDTを背負ってる」とキッパリ。NOAH1・11後楽園大会では早くもGHCナショナル王座への挑戦を控え、「もちろん、お宝いっぱい持って帰ってくる」と王者としてのDDT凱旋を今から見据えた。敗れた飯野は「私はDDTでヘビー級で存在感残して、KO-D(無差別級)巻いたら、遠藤さん、そのときはやりましょう」と遠藤との再会を描いていた。