ヤンキースが宿敵ドジャースの選手獲得に動く? 懸案の二塁手補強でラックスに関心と米報道

 現地時間1月5日、米誌『Sports Illustrated』は、ニューヨーク・ヤンキースがロサンゼルス・ドジャースの二塁手ギャビン・ラックス獲得に関心を示していると報じた。

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 ヤンキースは今オフ、グレイバー・トーレスの退団によって二塁手の補強が急務。ワールドシリーズでも対峙した宿敵の内野手もターゲットのひとりとしてみているようだ。

 ラックスは、2026年までチームとの契約が残っており、コストパフォーマンスの高さから注目されている。2024年シーズンは、139試合に出場し、打率.251、10本塁打、50打点とまずまずの成績を残した。左打ちのバッターであり、ヤンキースの打線にバランスをもたらす可能性も期待されている。
  しかし、ラックスには課題も指摘されている。二塁の守備はリーグ平均をやや下回ると評価されており、左投手に対する打率も低迷する傾向がある。また、ドジャースは最近、キム・ヘソンを獲得したため、ラックスのトレードの可能性も浮上している。

 ヤンキースは、ラックス以外にもアレックス・ブレグマンの獲得を検討しているが、交渉は難航している。ブレグマンの獲得が難しければ、ラックスが有力な選択肢となるだろう。

 ヤンキースとドジャースは、近年でもトレードを行なっており、今オフも両チーム間の交渉が注目される。ラックスの獲得が、ヤンキースの戦力強化に繋がるか。今後の動向に注目したい。

構成●THE DIGEST編集部

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