【新日本】バーネットが新日本再登場 オレッグに約束「いつか君をチャンピオンにしてあげる」

『NEW YEAR DASH!!』大田区総合体育館(2025年1月6日)
△ボルチン・オレッグvsジョシュ・バーネット△

 バーネットが1・4東京ドーム大会に続いて古巣・新日本に参戦。教え子・オレッグとのエキシビションマッチで健在ぶりをみせつけ、「いつか君をチャンピオンにしてあげるよ」と約束した。

 かつて新日本に所属したこともあるバーネットが1・4東京ドーム大会で久々の新日マット参戦。IWGP世界ヘビー挑戦権争奪ニュージャパンランボーに出場した。敗退に終わったものの、永田との再会対決、昨年11月に新日本道場で手ほどきした教え子・オレッグとの対戦が実現した。試合後、「1月6日、次は是非シングルで」と提案していたオレッグとの一騎打ちがエキシビションながら実現することになった。

 オレッグがタックルで飛びついて上になれば、バーネットは足を取って回転して切り抜ける。オレッグがレスリング技術を発揮してサイドポジションを取っても、バーネットはスタンドに戻し、腕を取って投げを打つとアームロックを仕掛けた。

 逃れたオレッグは腕ひしぎ逆十字を仕掛けたが、極められず。バーネットが上の体勢を取って巧みにコントロール。腕関節の構えを見せたが、オレッグは反転して逆に腕関節を狙う。ならばとバーネットは足関節を取りにいこうとした。

 ハイレベルなグラウンド戦が続いた中、試合時間は残り1分。スタンドでの差し合いからグラウンドに持ち込んだバーネットがヘッドシザースで捕らえた。オレッグも意地で耐え続け、俵返しでぶん投げた。カミカゼを狙うと、バーネットがスリーパーで切り返したところでタイムアップのゴングが鳴らされた。

 両者のエキシビション戦は5分時間切れドロー。試合後、握手、抱擁を交わした。マイクを持ったバーネットは「2日前のランブルは君のためのテストだった。今日ここに来るかどうかを確認するためだよ。そしてこのリングで会えた。今夜、君は学んだはずだ。君はこれから上に向かって進んでいくだろう」とエール。「これで終わりではないよ。できるだけ高いところまで連れて行ってあげるよ。いつか君をチャンピオンにしてあげるよ。それを君に約束する」と投げかけた。

 するとオレッグは「ジョシュさんとエキシビションやっても、ランボーやっても凄く勉強になるから。20年前、ジョシュさんと戦ったら相手にならないかもしれないけど、今日勉強になって次々自信になって頑張ります。本当にありがとうございました」と感謝した。