お笑いコンビ・鬼越トマホークの良ちゃんと金ちゃんが4日、コンビの公式YouTubeチャンネル『鬼越トマホーク喧嘩チャンネル』を更新。吉本興業の大阪の劇場「なんばグランド花月(NGK)」の前身「なんば花月」で19歳の頃にトリを務めた大御所芸人に感嘆した。
■関西芸人についてトーク
動画ではガクテンソク・奥田修二をゲストに招き、上京前の活動拠点だった関西の芸人にまつわるエピソードを聞いていく。そこで大御所コンビであるオール阪神・巨人の名前も挙がった。
阪神・巨人は1975年4月、オール阪神が当時18歳、オール巨人が当時23歳で結成したコンビ。正統派しゃべくり漫才で人気を博し、翌76年の「上方漫才大賞第11回」で新人賞を獲得するなど、結成して間もない頃から活躍した。
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■アマチュア時代から人気
奥田は阪神・巨人の結成前について語る。
「阪巨師匠も別々で、関西でモノマネ番組とか出てた。その2人が素人でめっちゃ人気になる」と、2人がアマチュア時代から有名になっていたと言い、「巨人師匠はアマチュア落語家集団みたいなところにいらっしゃった。そこで(吉本)新喜劇の岡八朗って方が弟子を探してると。巨人師匠がそこの弟子に行くことで吉本入りになる」と巨人の経緯を説明。
阪神については「アマチュア番組に高校生とかで出てた阪神師匠に『あいつも吉本に入れよう』って吉本の人が言って、スカウトで同じところのお弟子さん(になった)」と伝えた。
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■阪神は19歳で劇場のトリ
奥田は阪神・巨人のデビュー当初について「人気ありすぎて、『オール阪神・巨人』も番組で公募した名前。一般の人に付けてもらった。それくらい人気」と語る。
さらに「(なんば花月の)トリになるのも早くて、阪神師匠19歳やったらしい」と言い、鬼越を驚かせた。
吉本の劇場では、ベテラン芸人が最後の出番を務めるのが通例で、最近では中川家や海原やすよ ともこといった大御所が担当している。
しかし、阪神は19歳でトリを経験したらしく、奥田は「さすがに抜かれへんと思う、19歳トリは」と話した。
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■令和ロマンでも「まだ早い」
金ちゃんは「(今後)出てこないっすね、絶対。今のシステムじゃ絶対無理。令和ロマンがトリやっても『まだ早い』ってなりますもんね」と話す。
令和ロマンは『M−1グランプリ』連覇を達成しているが、髙比良くるまが30歳、松井ケムリが31歳、芸歴も7年目で、トリを務めている芸人と比べると若い。
『M−1』連覇をした令和ロマンでも劇場のトリを担当することは難しいため、当時19歳でその大役を担った阪神のすごさを痛感していた。
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■オール阪神の“偉業”に感嘆
(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)