レアル・ソシエダに所属する久保建英は、数々のビッグクラブへの移籍を噂されている。関心を寄せているひとつと言われているのが、冨安健洋が在籍するアーセナルだ。

　アーセナルの興味を伝える報道が過熱するなか、地元ロンドンのメディア『football.london』は１月５日、久保のかつての一コマに注目した。同じロンドンを拠点とするチェルシーのOBで、久保と短期間ながらレアル・マドリーで一緒だったエデン・アザールへの発言だ。

　久保は2019年夏のプレシーズン中、アザールのドリブルを参考にしていたと明かした。英語で本人とやり取りする様子が大きな話題になったことを記憶するファンも多いだろう。

　football.londonは「ぎこちなくアザールに彼の動画を見ていたと明かしてから約６年。クボはアーセナル移籍でロンドンにいることになるかもしれない」と報じた。

「ミケル・アルテタ監督が攻撃陣の強化を望んでいるのは明らかだ。ブカヨ・サカが負傷離脱し、ガブリエウ・ジェズスのパフォーマンスが安定しないなか、クボのような選手は条件を満たすかもしれない」
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　同メディアは「若手が国際的な移籍をする際に、クラブにすでに自分が知る人物がいることは、いつだってプラスとなる。クボにとってはトミヤスになるだろう」と続けている。

「アーセナルが１月に日本人ウィンガーを獲得するのは厄介かもしれない。こういったビッグプレーヤーの移籍が起きるのは、プレミアリーグもラ・リーガも終わってからの夏になることがしばしばだ。また、トッテナムやリバプールのようなプレミアクラブも彼に関心を寄せていると言われる」

　冬のマーケットが終わるまで、久保の去就をめぐる騒ぎは後を絶たないだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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