女子テニス元世界ランク１位の大坂なおみ（現50位）が１月７日に自身の公式インスタグラム（@naomiosaka）のストーリーズ（24時間で自動消去される投稿）を更新し、交際相手だったアメリカ人ラッパーのコーデー氏との破局を発表した。

　これまでに四大大会のシングルスで４度の優勝を誇る27歳の大坂は、2019年にコーデー氏との交際をスタート。以降はコーデー氏が大坂の試合を度々観戦する姿が見られるなど順調に愛を育んでいた。

　そして23年７月に大坂はコーデー氏との間に第１子となる女の子を出産。しかしこの頃にはカップルでの２ショット写真がアップされることが減り、大坂がコーデー氏のSNSアカウントのフォローを解除していたことからも、２人が破局したのではないかという噂が一部メディアで流れていた。その噂がついに現実になったというわけだ。
 　今回の投稿で大坂は「コーデーと私はもう付き合っていません。ただし全く仲たがいはしていません」と報告。続けて「彼は素晴らしい人で、最高の父親です」と約５年間を共に過ごしたコーデー氏への尊敬の念を綴り、「率直に言うと、私たちが出会えたことに本当に感謝しています。娘を授かったことは私にとって最大の祝福であり、一緒に経験を共有する中で大きく成長することができました」と締めくくった。

　出産と産休を経て昨年１月にツアーに復帰した大坂は、子育てとテニス選手を両立しながら徐々に以前の強さを取り戻している。

　25年シーズン初戦として先週出場した「ASBクラシック」（24年12月30日～25年１月５日／ニュージーランド・オークランド／ハードコート／WTA250）では素晴らしいプレーを見せて決勝へ進出。クララ・タウソン（デンマーク／現41位）との決勝は第１セット先取後に腹部を痛めて途中棄権となったものの準優勝を果たし、幸先の良い新年のスタートを切った。

文●中村光佑

【動画】ASBクラシック決勝、第１セットを奪った大坂なおみのプレー

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