新日本は7日、1〜2月7大会の一部カードを発表。IWGP世界ヘビー級選手権試合「ザック・セイバーJr.vs後藤洋央紀」が正式に決まった。

 ザックは1・4&5東京ドーム大会2連戦で海野翔太、リコシェを連破。IWGP世界ヘビー級王者としてドーム2連戦メイン連勝を飾った。1・4ドーム大会におけるニュージャパンランボーを制した後藤が2・11大阪大会での挑戦を表明。この日、正式決定をみた。

 IWGP GLOBALヘビー級王者・辻陽太はゲイブ・キッドを相手に2度目の防衛戦に臨む。1・6大田区大会における8人タッグマッチでゲイブと激突した試合後、「俺とお前でさっさと時代を作っちまおうぜ」と呼びかけたうえで挑戦者に指名した。ゲイブは1・11サンノゼ大会における石井智宏とのSTRONG無差別級王座防衛戦を突破し、これにも勝利すればシングル2冠王となる。

 内藤哲也&高橋ヒロムのIWGPタッグ王座挑戦も決まった。1・5東京ドーム大会における新王者決定3WAY戦はヤングバックスが勝利。タッグの至宝がアメリカAEWに流出した。試合後、ヒロムが奪還を宣言すると、内藤も翌1・6大田区大会でヤングバックスに「いい返事待ってるぜ」と挑戦を要求。L・I・J師弟コンビがタッグ王座奪還に乗り出すことになった。

 大阪大会ではほかにもIWGPジュニアタッグ王座戦「ロビー・イーグルス&藤田晃生vsYOH&ロッキー・ロメロ」も決まり、タイトルマッチ4試合が並んだ。また、「タイチvsSANADA」、「海野翔太vsグレート-O-カーン」、「鷹木信悟vsドリラ・モロニー」のスペシャルシングルマッチ3試合も組まれた。

 1・4東京ドーム大会から引退ロードが始まった棚橋は7大会に出場。「棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)」と題し、1・22後楽園大会で嘉藤匠馬、1・23後楽園大会で村島克哉、2・3後楽園大会で永井大貴とヤングライオン勢に胸を貸す。1・30仙台大会では矢野通&ボルチン・オレッグと保持するNEVER無差別級6人タッグ王座V3戦が決定。成田蓮&高橋裕二郎&SHOを迎え撃つ。2・11大阪大会では「棚橋弘至ファイナルロード〜縁(えにし)」としてデビュー戦の相手である真壁刀義との一騎打ちが決定。2・4後楽園大会では棚橋が村島、真壁が嘉藤とそれぞれ組んでのタッグ対決も組まれた。また、1・23後楽園大会ではスペシャルシングルマッチ「YOSHI-HASHIvs大岩陵平」も決まった。詳細は以下の通り。

☆1/19(日)千葉・佐倉市民体育館『Wrestling Life 40周年 永田裕志Produce Blue Justice XV〜青義出立〜』14:30開場、16:00開始

▼スペシャル8人タッグマッチ
金丸義信
SHO
高橋裕二郎
成田蓮
(1/30)
ボルチン・オレッグ
矢野通
棚橋弘至
永田裕志

☆1/22(水)東京・後楽園ホール『Road to THE NEW BEGINNING』17:30開場、18:30開始

▼棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)
嘉藤匠馬
(1/20)
棚橋弘至

☆1/23(木)東京・後楽園ホール『Road to THE NEW BEGINNING』17:30開場、18:30開始

▼棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)
村島克哉
(1/20)
棚橋弘至

▼スペシャルシングルマッチ
大岩陵平
(1/30)
YOSHI-HASHI

☆1/30(木)宮城・仙台サンプラザホール『Road to THE NEW BEGINNING』17:00開場、18:30開始

▼NEVER無差別級6人タッグ選手権試合
[挑戦者]
SHO
高橋裕二郎
成田蓮
(1/60)
ボルチン・オレッグ
矢野通
棚橋弘至
[第29代王者]
※棚橋&矢野&オレッグ3度目の防衛戦

☆2/3(月)東京・後楽園ホール『Road to THE NEW BEGINNING』17:30開場、18:30開始

▼棚橋弘至ファイナルロード〜継(つなぐ)
永井大貴
(1/20)
棚橋弘至

☆2/4(火)東京・後楽園ホール『Road to THE NEW BEGINNING』17:30開場、18:30開始

▼タッグマッチ
嘉藤匠馬
真壁刀義
(1/20)
村島克哉
棚橋弘至

☆2/11(火・祝)エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)『THE NEW BEGINNING in OSAKA』13:30開場、15:00開始

▼棚橋弘至ファイナルロード〜縁(えにし)
真壁刀義
(1/30)
棚橋弘至

▼スペシャルシングルマッチ
ドリラ・モロニー
(1/30)
鷹木信悟

▼スペシャルシングルマッチ
グレート-O-カーン
(1/30)
海野翔太

▼スペシャルシングルマッチ
SANADA
(1/30)
タイチ

▼IWGPジュニアタッグ選手権試合
[挑戦者]
ロッキー・ロメロ
YOH
(1/60)
藤田晃生
ロビー・イーグルス
[第77代王者]
※イーグルス&藤田初防衛戦

▼IWGPタッグ選手権試合
[挑戦者]
高橋ヒロム
内藤哲也
(1/60)
ニコラス・ジャクソン
マシュー・ジャクソン
[第106代王者]
※ヤングバックス初防衛戦

▼IWGP GLOBALヘビー級選手権試合
[挑戦者]
ゲイブ・キッド
(1/60)
辻陽太
[第4代王者]
※辻2度目の防衛戦

▼IWGP世界ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
後藤洋央紀
(1/60)
ザック・セイバーJr.
[第106代王者]
※ザック5度目の防衛戦

※全8〜9試合予定、全試合と試合順は後日発表