今オフにロサンゼルス・ドジャースからFAとなったジャック・フラハティが、古巣ボルティモア・オリオールズと契約する可能性があるという。
米放送局『CBS Sports』のR・J・アンダーソン記者は、「佐々木朗希の動きを待つべきだという声もある。佐々木と契約できなかった大都市球団と合意できる道が開けるからだ。ボルティモア・オリオールズとの再会も大いに理にかなっているだろう。フラハティとの契約にはドラフト指名の補償を必要としないからだ。したがってフラハティはオリオールズと契約すると予想する」と主張した。
米誌『Sports Illustrated』でドジャースを担当するヴァレンティーナ・マルティネス記者はアンダーソン記者の記事を引用しながら、「ウォーカー・ビューラー(FAとなりボストン・レッドソックスと契約)と同様、フラハティもロサンゼルスを離れて、ア・リーグの強豪チームと巨額の契約を結ぶと予想されている」と伝えた。
「フラハティの契約予想は5年1億ドル(約158億円)だ。2024年にデトロイト・タイガースとドジャースで計162イニングを投げ、防御率3.17、194奪三振、38与四球を記録。シーズンを通して投手陣に故障者が相次いだドジャースにとって、トレード期限までに獲得した右腕は重要な選手となった」
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オリオールズはFAとなったコービン・バーンズとの再契約に失敗。先発投手を探し求めている状況だ。
「2023年のトレード期限でオリオールズに移籍したフラハティは、在籍中こそ先発7試合で1勝3敗、防御率6.75と苦戦したが、ロサンゼルスでの復活のシーズンを経て、ボルティモアに復帰する可能性は十分ある」
ビューラー、山本由伸とともにポストシーズンの先発ローテーションの軸を担ったフラハティ。ワールドシリーズ開幕投手を務めた右腕の去就に、大きな注目が集まっている。
構成●THE DIGEST編集部
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