人とのコミュニケーションにおいて、意見の違いは避けられないものである。その違いが原因でストレスを感じる場面も多く、ときには関係性に影響を与えることも…。

■約9割「意見が合わずストレス」

Sirabee編集部が全国の10代~60代の男女595名を対象に実施した調査では、全体で89.9%が「人と意見が合わずにストレスを感じた経験がある」と回答した。



現代社会ではさまざまなコミュニケーションが求められるために、価値観の違いからストレスを感じてしまう場面も多いのだろう。

関連記事:8歳娘がオシャレに目覚め「化粧をしたい」 夫と意見合わず悩む母親に世間は…

■会社での対立がストレスに

会議で上司から否定されてストレスを感じた20代男性は、「会社の会議で提案した企画が、思いっきり上司から否定されたことがありました。そのときには、さすがに強いストレスを感じたんです。冷静に受け止めようと思いましたが、やはり努力を否定された気がして落ち込みましたね」と当時を振り返る。

上司の性格に問題があると考えているようで、「その上司はなんでも否定してくるタイプなので、気にすることはないんでしょうけどね」と続けた。

関連記事:約6割が実践… 「意見が違う人」がいてもやらないようししていること納得

■家庭内での価値観の違い

子供の教育方針で夫と揉めることがある30代女性は、「私の場合、家庭での意見の違いがストレスになります。たとえば子供の教育方針について、夫と意見が合わないことがよくあるんです。私はきちんと勉強もしてほしいのですが、夫はもっと自由に育てたいみたいで…」と愚痴を述べた。

話し合いもうまくいかないようで、「夫の意見もわかるのですが、お互いになかなか妥協しないために話は平行線になってしまっています」と話していた。

関連記事:普段はおおらかそうだけど… 約7割が「優しい人」に感じている怖い一面とは

■お互いの価値観を知るチャンス

一方で意見がぶつかることをチャンスだと考えている40代男性は、「私は意見の違いでストレスを感じることは、あまりありません。むしろ意見が合わないときは、お互いの価値観や考えを知るチャンスだと思っています。とくに仕事では異なる視点が、新しいアイデアにつながることも多いので…」と話す。

さらに続けて、「意見の違いを乗り越えることで、人間関係もよりよくなると信じています」とも語った。

(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

2024年11月13日~2024年11月17日 
調査対象:全国10代~60代の男女595名