「すでに代替候補を決めている」角田裕毅ではなく“17歳の新星”にレッドブル重鎮が期待と海外メディア「VCARBのシートを獲得するのは当然」

 F1レーシングブルズの角田裕毅が来季、シーズン終了を待たずしてチームを去る可能性があると米メディア『Last Word On Sports』が報じた。

【画像】米女子プロレーサー、リンジー・ブルワーのインスタ投稿を一挙お届け! 同メディアは現地1月6日、「レッドブルはすでに角田の後任候補を見つけている」と題した記事を配信。今季レーシングブルズをけん引し、レッドブル昇格候補だったダニエル・リカルドやリアム・ローソンを上回る成績を収めながらレッドブル入りが叶わなかった角田はレッドブル首脳陣の昇格候補から外されていると指摘した。

 また、レーシングブルズも「レッドブルの候補者のために設計されたチーム」であり、レッドブルチーム代表のクリスチャン・ホーナー氏も、レッドブル昇格の可能性が一度途絶えた角田をジュニアチームにすら置いておくことはできないと話している。

 同メディアは、レッドブルでの角田起用を推していたアドバイザーのヘルムート・マルコも「すでに日本人ドライバーの代替候補を決めている」と説明。レッドブル育成のアービッド・リンドブラッドを後任候補に挙げている。今季F2デビューを果たす17歳について「好成績を収めれば、VCARBのシートを獲得するのは当然のことだろう」と同メディアからの期待値も高いようだ。

 レッドブルで角田が生きる道は限られているとの見方を示した同メディア。「市場には選択肢が少ないとはいえ、2025年には日本人ドライバーの空きはまだあるはずだ。好意的なオファーが提示された場合、角田は今年新しいチームと契約する最初のドライバーのひとりになる可能性がある」と他チーム移籍をするべきだと示唆した。

構成●THE DIGEST編集部

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