・食べてみた
というわけで、松屋で『水煮牛肉』をオーダー。価格は松屋としてはかなり高額な一人前1180円だ。で、やって来た『水煮牛肉』はというと……
真っ赤っ赤。
そのビジュアルは、どれだけ信頼している人に「辛くないよ☆」と言われても「ウソつけ!」としか返せないほどの赤。まるで「フフフ……怖気づいたかな?」と挑発しているようにも見える。
もちろん味もメッチャ辛い! 迷うことなく松屋史上No.1の辛さ!! 正面からガツンと来る唐辛子と、後からジワジワ痺れる山椒のWコンビネーションにヒィヒィ言ってしまう人も多いハズだ。
また特筆すべきは「旨味がさほど強くない」ということ。良く捉えれば辛さが際立っており、悪く捉えれば辛いだけとも言える。普段の松屋はギンギンに旨味を効かせてくることを思えば、異例の味付けと言えよう。
おそらくこれは「なるべく本場の味に近づけよう」という松屋の意気込み。牛肉は牛めしの肉が使用されている点など、松屋の遺伝子を感じることもあったが、基本的には「松屋らしからぬメニュー」である。
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・松屋っぽくない
先述した松屋のグローバルメニューの多くが、なんだかんだ “松屋味” になっていることを考えると『水煮牛肉』はまさに「美味しさの一歩先」に踏み出しているのかもしれない。
まとめると『水煮牛肉』は松屋らしからぬ超激辛メニューである。ちょっと2度目の販売があるかは未知数なので、興味のある人はお早めに松屋へどうぞ。