規格外の飛距離が、ファンを驚かせている。
日本テレビはインスタグラムの高校サッカー公式アカウントで「野球部仕込みの超絶ロングスロー」と題して、東海大相模のDF佐藤碧を紹介した。
現在開催中の第103回全国高校サッカー選手権で、初出場の東海大相模は初戦となった2回戦で草津東を2-1、3回戦では東北学院を3-0、準々決勝では明秀日立を2-1で下し、準決勝に進出している。
躍進を遂げているなかで脚光を浴びているのが佐藤のロングスローだ。初戦からゴールの枠内まで届く飛距離のスローイングを披露すると、3回戦の40+1分には塩田航央のヘディング弾をアシスト。準々決勝でも、相手の守備陣を何度も脅かした。
【動画】東海大相模DF佐藤碧の驚異的なロングスロー集!
観客を沸かせているロングスローは、日々の研究や強豪である野球部の同級生によるアドバイスを参考に磨かれた。草津東戦で取材に応じた東海大相模の5番は、その秘訣をこう明かしている。
「練習は、とにかく球数をたくさん投げる。ただ投げ過ぎたら肩が痛くなるので、しっかり(ボールを)風に乗せるというのと、回転をかけることを意識しています。手とボールの感覚を確かめたり、歩幅もしっかり調整できるように、練習からいろんなパターンをやっています。バックスピンのような縦回転をかけると風に乗る。
(野球部から)投げる前にしっかり肩を温めるように言われて、試合前に筋肉を温めることをしています。主将の木村(海達)からは結構、教えてもらっていますね」
その取り組みの成果を活かした数々のロングスローを収めた動画のコメント欄には、「デラップか」「他の高校のロングスローと格が違う」「最高だぜblo!passion!!」「東福岡が決勝に行った場合、相手がここなら注目しとかんといかん!」といった声が寄せられた。
東海大相模11日、準決勝で流通経済大柏と相まみえる。佐藤のロングスローでゴールに迫るか、注目だ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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