大きな変化に備える心構えが大切
1年の間の中では特に7月~9月は要警戒とありましたが?
細かな警戒期間は7月1日から24日と8月26日から9月21日、2ヶ月くらいは注意が必要な年なんですね。オリエンタル占星術ではその警戒期間を「七曜凌逼(しちようりょうひつ)」っていうんですけど、物事や人の感情が極端に振れやすく、予想外のことも起こりやすい時期です。実は、2024年はすごく「七曜陵遍」の運気の期間が長くて、1月、2月はほとんど。あと9月、10月もそうだったんです。だからいろいろな問題が起きやすく、注意しないといけない時期ではあるんです。不可抗力のこともあるけれど、その時、注意しないといけない時期って分かってるだけで対応は全然違うはず、当たる当たらないではなく、それが占いっていうふうに思ってほしいなって考えているんです。
心構えができていると対処もしやすいです
そうですね。いろいろな大きな星の動きが重なってもそれが必ずしも、天変地異につながるとは私は思いませんが、だけど、そういうふうに言われてるんだったら、お水や食べ物を用意しとくとか、家族で連絡先を確認するとか、避難方法を検討しておくとか、それだけで全然違うじゃないですか。
備えあれば憂いなし、ですね
占いで今年は注意しましょうとか、この時期は注意しましょうって言われて、関係ないやって過ごすよりも、玉子そんなこと言ってたなくらい心にとめておくとか、“大難を小難に、小難を無難に”っていう日本にはすてきな言葉があるけれど、そういうふうにできるかもしれないじゃないですか。だから2025年は特にここ(書籍)にも激動って書いちゃいましたけど、ガラッと変わるようなことが起きてもそれをしなやかに柔軟に受け止めてよいことのきっかけにして、いい年にしてほしいです。
写真・参考/ⓒchihiro./集英社インターナショナル、ⓒytv、anna 文/國友 敬