俳優の木村拓哉(52歳)が1月8日、都内で行われた「マイナビ転職」新テレビCM発表会に登壇。仕事で大切にしていることについて語った。
今回、「みんなの転職窓口。」をテーマにしたCMに出演した木村は、転職を考えるすべての人たちを後押しするサポーターとして登場。イベントには爽やかなネイビーの衣装で「明けましておめでとうございます」と挨拶しながらスマートに登壇した。
芸能界の第一線で活躍を続けている木村に、「お仕事で大切にされている3箇条」について質問が出ると、木村は「2.5箇条くらいです」と前置きした上で、1つ目は「やるからには覚悟を持って取り組むこと」と回答。続いては「全力で楽しむこと」を挙げた。
1つ目の理由については、「関わってくれる皆さんによってお仕事が成り立つので、ぐらついた軸で参加したくない。覚悟があるとその軸が保てる」と何事にも真摯に向き合われる木村の“らしさ”が垣間見える回答。
2つ目は「楽しまないと良いものはきっと生まれない」としつつ、「自分が表現した作品を待ってくださる皆さんがいて成り立つので、自分も楽しむスタンスは取っていきたい」と、木村ならではの仕事の流儀を伝授した。
発表会では、木村が輝かしい俳優キャリアで演じてきた様々な「職業」をまとめた職務経歴書がステージ上に登場。総理大臣や魔法使いなどそうそうたる職業を演じてきた木村だが、「ここにある職に就く際、都度都度『マイナビ転職』に相談していたらすごいですね!(笑)」と木村らしいユーモアを交えたトークで会場を沸かせながら、演じてきた職業を振り返る。
パイロット役を演じた経験から、木村は今でも飛行機に搭乗するときに気持ちが入ってしまうようで、「機長や整備士の方々が“グッドラックポーズ”をしてくれることがあるんです」と明かした。
検察官役を演じた際には木村自身が着用したダウンジャケットが社会現象に。「あれ、実は私服だったんです」という木村だが、世の中のブームに対しては、照れくささと嬉しさが半々だったと振り返った。
数多くの作品に参加する木村だが、新しい現場へ飛び込む時は「経験値はそこまで必要ではない」と考えていて、「ゼロからのスタートだからこそ、新しい価値が生まれる」と、転職を検討している全ての人の背中を押すようなコメントも。
最後に2025年の意気込みについて、木村は「すべての現場で“2.5箇条”を実行していきたい」と意気込み。「そのためにもフィジカルとメンタル両面で鍛えたい」と新年の抱負を語った。
そして締めくくりとして、「今後も表現を続けていきたいので、ぜひ付き合っていただきたいです!」とさらなる活躍に自信を覗かせ、発表会は大盛況のうちに終了した。