どこを意識するとパワーが溜まる?飛距離アップのコツを宮本勝昌プロが解説

【右足付け根派】バックスイングは左ヒザ、ダウンスイングは右ヒザを前に出す


寄せずに前に出す
ヒザの前後動を使えばお尻を引きやすくなる。
溜めたパワーをボールに向けて一気に放出しながら飛ばせる。

右足付け根を回すタイプの人は、ヒザを「寄せる」のではなく、「前に出す」のがポイントです。バックスイングは左ヒザを前に、ダウンスイング以降は右ヒザを前に出すことで、パワーが上がり、ボールをより強くヒットできます。

体が突っ込んでしまうほどヒザを出すのはもちろんNGですが、ヒザの前後動を含めたフットワークを使えば、現状の体力でも飛距離アップが実現します。

宮本はヒザの前後動で飛ばしている

「ヒザを寄せると力が抜けてしまい、飛ばない」という宮本。自分に合った組み合わせを見つけることがなによりも重要だ。

いかがでしたか? 宮本プロのレッスンを参考に、自分に合ったスイングを見つけましょう。

レッスン=宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174㎝、76㎏。12勝のうち5つが「日本タイトル」で大舞台に強い。得意クラブはドライバー。ハートンホテル所属。

構成=小山俊正
写真=中野義昌
協力=太平洋クラブ御殿場コース、チームセリザワゴルフアカデミー