１月８日、インドネシアサッカー協会（PSSI）は、６日に解任したシン・テヨン監督の後任として、パトリック・クライファートが同国代表の監督に就任すると発表した。

　ただ、更迭されたシン・テヨン前監督は、インドネシアを急成長させ、日本代表と同組となった北中米ワールドカップのアジア最終予選でも、強豪サウジアラビアを下すなど１勝３分け２敗の３位と結果を残していた。

　その韓国人指揮官の首を切って迎えたのが、現役時代はオランダ代表のエースとして活躍したとはいえ、監督での実績はないに等しい48歳だったため、ファンからは批判の声が上っている。

　その矛先は同氏の妻であるロッサナ・リマさんにも、向いているようだ。インドネシアのメディア『suara』は、「インドネシアのネチズンに脅迫され、パトリック・クライファートの妻がインスタグラムのコメント欄を閉鎖した」と伝えている。

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　記事によれば、リマさんのインスタグラムには、「夫にインドネシアのサポーターやインドネシア人全員ともてあそばないように伝えてくれ。望まないことが起こらないように！これは警告だ」「波が来る前にコメント欄を閉じた方がいい」といった“脅し”の書き込みがあったという。

　オランダの英雄の船出は、波乱含みとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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