鳥栖の31歳ストライカーが初の海外移籍!「挑戦のチャンスを頂き、僕の決断を理解してくれた強化部の方達にも感謝申し上げます」

 サガン鳥栖は1月9日、FW富樫敬真がアメリカMLSのアトランタ・ユナイテッドFCに完全移籍すると発表した。

 31歳の富樫は横浜や、FC東京、町田、長崎、仙台と渡り歩き、23年に鳥栖に加入。昨季は37試合2得点を記録し、通算ではJ1で128試合19得点、J2では116試合24得点、J3では9試合2得点をマークしている。

 初の海外移籍となるストライカーは、鳥栖の公式サイトで以下の通りコメントした。
【画像】MLSアトランタが富樫敬真を歓迎!
「この度、MLSのアトランタ・ユナイテッドFCに移籍する事となりました。サガン鳥栖で新たな歴史を作るという思いで加入しましたが、ファン・サポーターの皆さんと、古くから鳥栖に携わっているクラブ内の方々にも苦しい思いばかりをさせてしまった事への悔しさはいまだにあるように感じます。

 しかし今回は自分がいつかはやりたいという気持ちがあったアメリカでの挑戦のチャンスを頂き、僕の決断を理解してくれた強化部の方達にもこの場を借りて感謝申し上げます。そして、苦しい中でも常に前を向かせてくれた監督、スタッフ、選手。そしてファン・サポーターの皆さん、本当にありがとうございました。サッカー選手やっててよかったと思える瞬間はサガン鳥栖にいる間多かったと、今振り返っても感じました。J1へ戻るサガン鳥栖を心から願っております」

 また、アトランタ・ユナイテッドFCは公式Xで、「アトランタへようこそ、ケイマン富樫」と歓迎の意を表している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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