米倉みゆ(C)週刊実話Web

昨今、SNS界隈を賑わしている“デカ女”というワードをご存知だろうか?

コスプレイヤーでタレントの米倉みゆが自身の身長を「184.3センチです」とSNSで発信したところ、ミニスカ美脚姿との相乗効果で多くの反響が寄せられたのが発端だという。

しかしそこには、意外な裏事情があった…。

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――あれ? こうして見るとそこまで大きくはないんですね!?

米倉「はい、実際の身長は170センチです。“デカ女”と発信したのはステージに出る前、ミニスカートに15センチヒールのブーツを履いたら、天井が低くて頭がぶつかりそうになっていて…。『これ、面白くない?』ということで写真を撮ってもらい、Xにあげただけなんです。そこには『身長184.3センチです』と書いたのですが、実際の身長を知っている人からすれば、身内ネタのようなものなんですよね。なのに、想定外の20万以上のイイネがついてビックリ! このままでは私がウソつきになっちゃうと思い、慌てて『15センチのヒールを履いてです』と書き添えたら、『な〜んだ』とか『ちょっとショック〜』といったコメント合戦みたいになって、さらにバズったというわけです。その後もインスタグラムで『安定のデカ女ポーズ』と題して自撮り写真をアップしたりして、キャラが定着するようになりました」

――それだけ話題になると、肉眼で確認しようと会いに来るファンもいたのでは?

米倉「そうなんです。イベント等に来てくださる方に『意外とちっちゃいんですね』なんて話しかけられるとちょっとショックで、最近は15センチヒールの靴を買い集めています。自分から言ってしまったからにはデカくなくちゃと、ファンの方の前では184.3センチでいようと気をつけています」

――170センチだって、決して小さくはない。そこにコンプレックスとかはあったのでしょうか?

米倉「身長順に並ぶと、幼稚園時代からずっと最後尾だったので、それはすごくコンプレックスでした。目立たないように猫背で歩くようになり、その癖は今でも抜けないですね。なのに、ファッションモデルを目指すには身長が足りなくて、その中途半端さも嫌でした」

フォロワー数が4万人から37万人に

米倉みゆ(C)週刊実話Web

――バズったことでSNSの総フォロワー数はどれくらい増えました?

米倉「おかげさまで4万人くらい増えて37万人になりました。でも、私の場合は過去に3回バズっていて、そのときの方が倍々ゲームみたいに増えているんです」

――それは何がきっかけ?

米倉「最初は2019年の東京オートサロンでした。コンパニオンとして参加したのですが、たぶん私が初めて大勢の方の目に留まった場だったんだなと思います。それまでは3万人しかフォロワーがいなかったのに、翌年、翌々年のオートサロンで合わせて19万人くらい増えたんです」

――艶系衣装を着ていたとか?

米倉「いいえ、全然。短パンで脚は出していましたが、その写真をXで投稿してくれた方がいて、『これは誰だ?』となったらしいです。自然発生的に画像が広がり、フォロワーが増えたという感じですね。実は私、東京オートサロンをやる前は地下アイドルをしていたんです。卒業してコンパニオンをやったら一気に知名度が上がって、自分でも驚いています」

米倉は中学時代から趣味のコスプレイヤーとしてコミケやゲームショーで活動。専門学校時代のファッションショーが縁でモデルを目指す。20歳でスカウトされモデル・コンパニオンとして活動を開始。シュートボクシングのラウンドガール等を経験した後、2019年に結成されたアイドルグループ【eN】の初期メンバーとなる。

――先ほどステージと言ったのは、現在もライブ活動をしているということ?

米倉「はい。やまだなみという“相方”と『めり〜ぽっぴん』というユニットを組んでいまして、ライブ等は2人でやっています。元々は同じアイドルグループに在籍していたのですが、互いに卒業したのを機に組んだんです。一緒に会社を経営し、『サウナ東京』所属の熱波師“ポッピン東京”としても活動しています」

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制服姿で“合法ロリ”を売りに…

米倉みゆ

――いきなり情報が増えた(笑)。ユニットで熱波師というのも違和感が…。

米倉「2人ともサウナが大好きなんです。『サウナ東京』(東京・赤坂)は男性客専用で、サウナシュランというサウナ界のミシュランで2年連続受賞しているんですよ。そこで私たちは月に1回、熱波師“ポッピン東京”としてパフォーマンスをしています。熱波はタオルではなくブロワーという送風機を使い、何十人もの方が一気に整うお手伝いをしています。もちろん、その間にセーラー服やOL制服、クリスマスにはサンタの衣装でライブもするんです」

――サウナ室の中で!?

米倉「だからもう、フラフラです」

――スタンディングなどでタオルが落ちちゃう人もいるのでは?

米倉「そこは事前にアナウンスされています。『絶対に出さないでください』って(笑)」

――いつまでもセーラー服ってキツくないですか?

米倉「それは確かにありますね。でも、相方が“合法ロリ”を売りにしているくらい、めちゃめちゃ制服好きなので、今は行けるところまで乗っかろうかなと」

――コスプレをする際の注意点などはありますか?

米倉「極力、脚を強調するようにしています。足裏が好きな人もいるので、敢えて生脚で撮ってみたり。実はサイズが26センチもあってめちゃめちゃコンプレックスだったんですが、『足デカッ』みたいなリプをされると、ここにも需要があるんだと、なんだか嬉しくて」

――世の中にはいろんなフェチがありますからね。最近はどんなフェチをターゲットに?

米倉「脇の下…ですかね? デカ女として両腕を上げたときに『綺麗だね』というリプが増えたんです。ただ、スタイリッシュというか、健康的に見られたいと思うので、ポーズや表情には気をつけています。1月はライブやオートサロンもあるので、生のデカ女を是非見に来てくださいね♪」

「週刊実話」1月23日号より内容を一部変更

米倉みゆ(よねくら・みゆ)
6月30日生まれ。茨城県出身。株式会社merry.経営。1月10〜12日東京オートサロン(幕張メッセ)出演、1月18日『めり〜ぽっぴん』単独ライブ(浅草橋マンホール)開催。X:@0630_miyu_ インスタグラム@yone__miyu630