【こんなもん売るな】ヴィレヴァン店舗限定「レインボー福袋(3850円)」を開けた結果 → 7色の虚無が出てきて真顔になった / 2025年福袋特集

・終末の福袋

商品名だけ見るとそこまで悪くないような印象を受けるが、実際に手に取るとよく分かる。この福袋は中身のひとつひとつが瀕死。あるいはすでに死んでいるのだ。こちらの新品タオルをご覧いただきたい。

木曜のリーマンのくたびれ方である。

一体どれだけ店頭に放置されてきたのか? 歴戦の売れ残りオーラが尋常ではない。これは人気作品のぬいぐるみにおいても同様だった。

ポケモンのミュウツーと……

トイ・ストーリー4のバニー。

お前らフリマ帰りか?

(広告の後にも続きます)

・限りなく中古

経年劣化に次ぐ経年劣化。こんなフレッシュさの欠片もない新品のぬいぐるみは初めて見た気がする。すでに役目を終えた顔というか、ミュウツーに至っては自分がミュウツーであることさえ忘却していそうだ。首かしげすぎだろ。

この並びの中だと、いつもは可愛いミッフィーちゃんさえも虚無の化身にしか見えなくなってくる。え、あなたそんな真顔でしたっけ? なんかこえーよ! すべての感情をヴィレヴァンに置いてきたのかよう。

一通り商品をチェックした後、ふと自分の手を見ると、指先がやや黒ずんでいた。ブックオフかよ……! 100円コーナーで立ち読みした後かと思ったぞ。というワケで……

以上が私のお正月である。