5日放送の『草彅やすともの うさぎとかめ』(読売テレビ)にお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が出演。正月に余りがちな餅を使った“餅ピザ”作りに挑戦した。

■餅を使った生地に苦戦

番組では、自宅にある調味料や食材だけで作れる「餅ピザ」のオリジナルレシピ作りに吉村が挑戦。

料理はたまにやる程度という吉村。かなり手際よくトマトソースを作ったものの、餅から作るピザ生地に大苦戦してしまう。

フライパンに並べて焼いた切り餅の上にトマトソースをかけ、そのまま蒸して完成とした餅ピザは、見た目はまるでピザトーストのよう。

試食した感想は「餅だ、ピザでも何でもない」「これ以上(美味しく)できない」と、その仕上がりに到底納得のいっていない様子を見せていた。

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■ある食材で生地が大化け

苦戦する吉村が頼ったのは、日本最高峰のピザ職人・大西誠シェフで、「簡単にできる大人のソース作り」を伝授してもらうことに。

まず、使うのはトマトではなくプチトマト。塩とオリーブオイルを加えレンジで加熱すると、時短になるだけでなくトマトの旨味と甘みが引き出せるという。

さらに、餅ベースの生地に“食パン”を加えることで、本来のピザ生地が持つ小麦の香りや塩味を足され、生地感が一気にアップするそうだ。アドバイス通り、ちぎった食パン(1枚分)を牛乳に浸し、サイコロ状に切った餅と合わせてレンジで5分間加熱する。

餅と食パンがミックスされた生地を伸ばし、フライパンで焦げ目がつくまで焼き、先ほどのソースをかけてお好みのトッピングとチーズを加える。あとは蓋をしてチーズが溶けるまでフライパンで加熱すれば餅ピザの完成だ。

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■味はピザそのもの

こうして出来上がった吉村渾身の餅ピザを、それぞれピザの世界大会で優勝経験のある、3人のピザ職人たちが試食。

すると「目をつぶって食べたらピザ」「餅って言わないとわからない」「モチッとカリッのバランスがいい」と口々に絶賛していた。

冷蔵庫にある材料と余った餅で簡単に再現できるこの餅ピザ、皆さんも試してみてはいかがだろうか。

(文/Sirabee 編集部・びやじま