人手不足倒産・過去最多を更新! 建設・物流業が全体の約4割 高齢化の波も押し寄せる…

帝国データバンクは、人手不足倒産が過去最多を更新し、2年連続の大幅増となったと発表。

2年連続で過去最多

2024年の人手不足倒産は、累計で342件に達した。

前年の260件から約1.3倍と大幅に増加し、2年連続で過去最多を更新。

業種別では、建設業が99件(前年比+8件)で最も多く、物流業も46件(同+7件)と高水準だった。

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建設・物流で顕著

また、新たな時間外労働の上限規制が適用された「2024年問題」に直面した両業種で、全体の4割強を占めた。

その他、労働集約型の産業である飲食店(16件、同+7件)や、美容室やネイルサロンなどの美容業(9件、同+5件)。

さらに、労働者派遣業(8件、同+5件)、警備業(6件、同+5件)なども急増した。