今後も深刻な人手不足
人手不足倒産のなかでも最も多くを占めている建設業は、今後も深刻な人手不足が想定される。
業種別のなかでも景況感は高水準であるなか 、毎月勤労統計を見ると総実労働時間や出勤日数など、2024年は減少傾向。
時間外労働の上限規制が影響したと考えられるが、人手不足のなか労働時間も減少したことで、より経営の舵取りが困難になったといえるだろう。
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省力化・効率化が必要
加えて、高齢化の波も押し寄せる。
物流業では18.6%となり建設業と比較してやや低いものの、50歳以上の割合では49.5%と約半数にのぼる。
今後も建設・物流業における労働時間と就業者数はいずれも増加が見込みにくく、省力化・効率化が急がれる。