摂食障害などを公表している女優・遠野なぎこが8日、自身のインスタグラムを更新。「心細かったし、本当は泣きたかった」という出来事を明かした。

■ベンチ座りたいけど若者が…

「時折、日本は終わりだと思う日もある…」と切り出した遠野。それは、外出時に体調を崩したときのこと。

普段ならベンチで休憩するが「でも、先日はベンチが小さいときがあって…若い子達が楽しそうにキャッキャ騒いでて。私、そのまま立ってたら気持ち悪くなって転んじゃうかもって…品がないけど床にしゃがみ込んだんだ。もうそれどころじゃなくて、周りの目とか関係なくて」と振り返る。

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■気にする素振りなし

そのとき、若者たちは「気にする素振りなくキャッキャ。何なら、私の隣に『ダリィ〜』って若い男子の休憩所が新たに開かれ」と遠野に救いの手を差し伸べることはなかった。

「これがお年寄りだったりしても一緒の対応なのかなぁと思うと悲しくなっちゃって」と遠野。自分なら席を譲る、救急車を呼ぶなど対応すると記し「私の友人達だって、きっと同じ行動を取るはず」と心情を述べた。

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■「弱っている人には…」

「色んな事情で外出しなきゃいけない人は沢山いる。外出できている人が皆んな健康とは限らない。私自身心細かったし、本当は泣きたかった」と本音を吐露。「とにかく、私は弱っている人には絶対に力を貸すよ。約束する。決して身勝手には生きない」と誓った。

ファンからは「そんなことあるんですね」「きっとその人達は自分達のこと(世界)しか目に入ってないんだと思います」との声が。遠野は「当たり前のことができない日常にビックリします」「都会はそんなものですよ、周りが目にも入っていません…おかしいよ」などと返信した。

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■遠野が体調不良のとき周囲は

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(文/Sirabee 編集部・荒井どんぐり