新日本は9日、KOPW王座の封印を発表した。
KOPWは2020年7月、オカダ・カズチカの提案によって創設。その年ごとに保持者を決め、争奪戦のルールは保持者、挑戦者の双方が提案し、ファン投票で決めるなど独自のタイトルとして定着してきた。
昨年12・22後楽園大会でタイチの挑戦を退けたグレート-O-カーンが「KOPW 2024」保持者となり、「余が最後のKOPW覇者だ」と封印を宣言。1・4東京ドーム大会では例年、ニュージャパンランボーがKOPW争奪戦への出場者決定として行われてきたが、今年はIWGP世界ヘビー級王座挑戦権争奪戦に変更。この日、IWGP実行委員会が正式にKOPW封印を決めた。
矢野通(2020年、2021年)、鈴木みのる(2022年)、タイチ(2023年)、そして昨年のオーカーンが歴代保持者となってきたKOPWは4年5ヵ月の歴史に幕を閉じた。